行動に移すための読書法|あなたの読書は間違っている?

記事更新日: 2022/04/23

ライター: Goki

「読書をしても、仕事や人間関係で活かせていない」

「知識だけ増えて、行動できない」

こんな悩みを持っていませんか?

もしかすると、あなたの読書は間違っているかもしれません。

読書は確かに有益ですが、間違った読み方をしていると生活は改善されません。

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

結論、読書をするときに大切にすること以下の通りです。

読書をするときに大切なこと
  • 目的を持った読書を心掛ける。
  • 読書のスピード・量も大切だけど、それ以上に「理解」や「欲しい情報を得る」ことが大切。
  • 色んなジャンルの本を読む。
  • ダメな本も読んでみる。その時は、問題集として活用。

本記事では、読書の方法も紹介しています!

ぜひ参考にしてください!!

成功者の読書量

成功者と読書の逸話

成功者といわれる人の多くは読書家という話をよく聞くよね!

実際どのくらい読んでいるのだろう?

マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツ氏は、読書家として有名なのをご存じの方も多いと思います。

ビル・ゲイツ氏は、2012年から自身のブログでオススメの本を紹介しており、2018年には『FACTFULNESS』という本を、その年の大学卒業生全員に配ったことでも有名になりました。

そのビル・ゲイツ氏は、年間で約50冊(週に1冊)のペースで読んでいるそうです。

アメリカの株式投資家であるウォーレン・バフェット氏と対談した際、

学生から「何か1つスーパーパワーを持てるとしたら何がいいですか?」と言う質問に対し、「ものすごい速度で本を読めるというのがいいね」と回答したことからも読書家の一面が伺えます。



また、ソフトバンクグループの創業者である孫正義氏は、創業2年目に肝炎により3年半の入院時代がありました。その期間で約4000冊もの本を読んだと言われています。

1日に換算すると3.4冊のペースで読んだことを考えるとその読書量の凄さがわかります。

僕は、人生で4000冊も読んでないかもしれない。。

 

実業家の堀江貴文氏も刑務所にいた、2年半の間で1000冊の本を読んだと話していました。(現在は多忙なこともあり要約された記事を読んでいるそうです。)

 

他にも、オバマ元大統領や、マークザッカーバーグ氏も読書好きとして有名ですし、メンタリストのDaigo氏も1日約8時間、本や研究の論文を読んでいると話しています。

読書を活かせていますか?

成功者に読書家が多いということを知って、読書をするようになった人も多いと思います。

しかし、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「読書をしても、仕事や人間関係で活かせていない」

「知識だけ増えて、行動できない」

そのように感じた人は、間違った読書の仕方をしているかもしれません

どうすれ、読書を生活に活かせるのか?

一緒に見ていきましょう!

あなたは間違った読書をしている?

はじめに、本を活かしている人は読書のための読書をしていません。

仕事に役立つ読書をしています。

ここは間違った読書の仕方を2つ紹介します。

1.目的が本を読むことになっている

まず、1つ目として『本を読むことが目的』になっているということです。

「この本から○○を学ぶ!」という目的をもって、読書していますか?

もし、それがないのであれば、どんなにいい本をたくさん読んでも活かせない可能性が高いです。

 

例えば、「速読」が大ブームになった時期がありました。

確かに「速読」ができれば、たくさんの本を見ることができます。

しかし、本を読むときに大切なことは、速く読むことではなく、内容を理解することだと思いませんか?

2016年、カリフォルニア大学の研究では、本を読むスピードを上げることで、理解度が下がったという研究結果が出ました。

つまり、早く読むこと以上に、理解力を上げることが大切なのです。

 

また、「多読」も危険です。

理由は、たくさん本を読むことが目的なのではなく、欲しい知識を得るために読書をすべきだからです。

「読書量」が話題になりがちだけど、「読書をする目的」をしっかり持つことの方が大切だね!

2.偏読

次に陥りがちなのは、『読む本が偏ってしまう』ことです。

経営コンサルタントで、『最強の働き方』の著者のムーギーキム氏は、

読書で重要な要素の一つは、視野・視点を広げること

だと話しています。

特定の本に集中すると、偏見を助長させ、読書量が増えても違う視点で物事を見れなくなる可能性があるのです。

 

『自分を変える読書術』の著者の堀紘一さんは、

ビジネス書40%・小説30%・その他30%の比率で本を読むことをお勧めしていました!

ビル・ゲイツ氏も、公衆衛生や疾病・ビジネス科学といったノンフィクションのものはもちろん、小説を読むこともあるそうです!

 

また、意外かもしれませんが、メンタリストDaiGoさんは『良書だけ読む』ことも危険視されています。

理由は、ダメな本も活用できるからです。

例えば、ダメな本に出会った時、

「ここは違うんじゃないか?」
「自分はこういう風に考える」

など、自分の理解を確かめる活用ができるのです。

良い本は教科書。ダメな本は問題集として活用することをおすすめされていたよ!

この章のまとめ
  • 目的を持った読書を心掛ける。
  • 読書のスピード・量も大切だけど、それ以上に「理解」や「欲しい情報を得る」ことが大切。
  • 色んなジャンルの本を読む。
  • ダメな本も読んでみる。その時は、問題集として活用。

行動に移すための読書法

では、どのように読書をしていけばいいのでしょうか?

読書の方法を「読書前」と「読書後」に分けて紹介します!

本を読む前にすること

読書をする前にすることは「本を読む目的」を決めることです。

これは先ほどから出てきていることですが、これはかなり重要なポイントです。

具体的には以下の3つを書き出しましょう!

  • なぜこの本を読むのか?
  • この本から何を得たいのか?
  • 読んだ後どんな状態になっていたいか?

この3つを明確にすることで、自分のための読書にすることができます!

読む目的やメリットが分かっていれば、集中力やモチベーションを維持しやすくなります!

例.営業の本を読む

Q.なぜこの本を読むのか?
A.営業でいい成績を上げたいから!

Q.この本から何を得たいのか?
A.営業するうえでの「準備しておくべきこと」「トークスキル」

Q.読んだ後どうなっていたいか?
A.書いてあることを試して、自分の武器にしたい

この3つを始めに決めておくと、必要な情報がスムーズに入ってくるよ!

本を読んだ後すること

では、本を読んだ後は何をすればいいのでしょうか?

たとえ良い本を読んだとしても、行動できなければ意味がありません。

そこで大切なのが「何かと結びつけて記憶すること」と「アウトプットすること」です。

アウトプットの重要性については、知っている人も多いと思うので、

「何かと結び付けて記憶する」ことの重要性について説明します!!

まず人の脳は、何か情報が入ってきたときに、記憶に「残す」か「残さない」かの2つに分けます。

この時に重要なのが、過去の経験や情報と結びつくかどうかという点で他の記憶と結びつくと「忘れてはいけない情報」と脳が認識し、記憶に残りやすくなるのです。

例えば、「人の話を聞くことの重要性」を学んだ時に、

「そういえば以前、後輩の話を親身に聞いてあげたことがきっかけで、仲良くなった経験がある!」

「あの時は友達の話を聞かずケンカしてしまったな...」

など、自分の経験と結びつけることで記憶に残りやすくなるのです。

アウトプットするときに、経験と結びつける練習をするといいかもしれないね!!

この章のまとめ
  • 本を読む前に「本を読む目的」を明確にする
  • 本を読み終わたら自分の経験や知識と結びつけてアウトプットする記憶に定着させる。

まとめ

本日は、『あなたの読書は間違っている?』ということを紹介させていただきました。

本を読むときに大切なことは以下の通り。

大切なこと
  • 目的を持った読書を心掛ける。
  • 読書のスピード・量も大切だけど、それ以上に「理解」や「欲しい情報を得る」ことが大切。
  • 色んなジャンルの本を読む。
  • ダメな本も読んでみる。その時は、問題集として活用。

目的をもった読書が大切!!

これからは、今まで以上に本で学んだことを活かしていこう!!

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