メガネ男子
仮想通貨は稼げると聞くが、危ないイメージがあります。
仮想通貨は危険やリスクがあるというイメージはどこから生まれたのでしょうか。
仮想通貨自体は、
ブロックチェーンやセキュリティの高い技術を利用していて、
危険なイメージが生まれないものではないかという疑問があります。
メガネ男子
不正流出の事件をよくみます。
仮想通貨はセキュリティ的に問題あるのでしょうか。
ビットコインはセキュリティ的には、
高度なセキュリティ機能を有しています。
その他のコインもセキュリティそのものです。
その特質から、
「暗号通貨(あんごうつうか)」= 「Cryptocurrency(クリプトカレンシー)」
と呼ばれています。
では、なぜ危険なイメージがあるのか、
また、どういったものなのかということを知ることで、
投資対象のひとつとして検討することができるようになります。
ニュースを見る上でも役に立つ情報を得ていただけると幸いです。
このページの目次
仮想通貨が有名になったのは、億り人が登場したことです。
これに併せて登場したのが、取引所の流出事件です。
コインチェック(Coin Check)という取引所がネムという仮想通貨を流出した事件がありました。
ロシア系のハッカーが関与した疑いもあり、580億円という流出がありました。
ビットポイントジャパンでは、
2018年6月に関東財務局から業務改善命令を受けていました。
2019年6月28日に、およそ1年間におよんだ継続的な報告期間が終了しています。
そのビットポイントジャパンは2019年7月11日に35億円相当の仮想通貨流出を報告しました。
約5万人に影響し、サービスを停止しました。
2019年8月6日にウォレット機能と現物取引のみ再開しています。
金融庁行政指導を受けていた取引所が、事業再開の後、1ヵ月もしない内に事故が発生しました。
こうしたニュースなどが危険性をイメージさせていったのです。
重要な用語を紹介します。
ホットウォレットとは、インターネット上に接続された決済が可能なウォレット(財布、口座)です。
取引所は、ホットウォレットから取引可能額を計上し、ユーザーが取引できる状態にします。
コールドウォレットとは、インターネット上に接続されていないウォレットです。
必要に応じてホットウォレットへお金を移動します。
特徴としては、インターネットに接続されていないので、外部からの攻撃や不正流出を受けないということです。
取引所では、ホットウォレットに対して、悪意のハッカーから攻撃されることで不正流出することになります。
基本的なガイドラインとして取引可能額の20%程度しかホットウォレットには入れないことになっています。
ただ、流出が起きるとホットウォレット分の金額はなくなってしまうため、
事業者としてインターネット上のビジネスに強い事業者を探す必要があります。
フレキシブルコインは、通常のコインといってもいいです。
ボラティリティ(価格変動)があるコインのことです。
需給の関係で、欲しい人が多いと価格が上がりますし、不要な人が増えると価格が下がるというコインのことです。
法定通貨に対して、価格が自由に変動するため、フレキシブルコインと呼ばれています。
例として、ビットコイン、リップル、イーサリアムなどです。
ステーブルコインは、法定通貨と連動した価格になっているコインです。
複数の法定通貨の比率で価格が設定されているため、法定通貨に対しては一定率の価格になっています。
需給の関係で価格が変動しないため、ボラティリティ(価格変動)のないコインです。
ステーブル(安定した)コインという意味はこうした要素から呼ばれています。
ステーブルコインの代表は、米ドルと連動したTether(テザー/USDT)です。
テザーはOMNI(オムニ)というブロックチェーンを基盤にしています。
日本語で登録できる取引所ではマイナーでしたが、仮想通貨業界では知名度が高いです。
米ドル担保型ステーブルコインではまず思いつくコインでした。
2018年10月15日に価格が大暴落すると1USD=1USDTを切ることで人気が低迷します。
日本円にも担保とするコインが存在します。
日本円を担保とするステーブルコインはLCNEM(エルシーネム)といいます。
仮想通貨のネム(NEM)のモザイクという、独自のトークン発行機能を利用しています。
リペイドカードのように前払いでポイント購入して利用するコインです。
日本での決済にはまるで普及していません。
コインは利用できる事業者と決済システムが連動しないといけないということが実感できるコインです。
あるコインが世界中の金融のルールを改めるほどの影響力を持ちます。
これが、LIBRA(リブラ)です。
LIBRAは、SNS大手のFacebookが発行するコインです。
複数の法定通貨を担保としたステーブルコインです。
リブラの構想は、クレジットカードも持てない、銀行口座も持てない層が、
Facebookアカウントさえあれば、入出金ができる決済機能を持つことです。
これは、人種や定住している国の状況を問わない通過になるということが魅力です。
各国がこのコインの発行と今後のルールについて協議会を開くほどの影響力があります。
マイニングという方法を紹介します。
マイニングとは、仮装通貨の取引ではなく、コンピュータの取引するプログラムを作成し、他人の取引を処理すると手数料としてもらえるコインで稼ぐ方法です。
以下の情報を知っておくことで、知っておくべき前提を知っている状態で仮装通貨に触れることができます。
分散型台帳技術という技術は、DLT(Distributed Ledger Technology)という呼び方もあります。
捉え方として良いのは、大きな台帳があり、その台帳と同じものをみんなが共有している技術です。
それぞれの台帳を誰かが書き込みます。
その時点では他の台帳からはその台帳を見ることができません。
分散型台帳技術は、他の台帳と情報を共有することで、別の誰かが書いた書き込みを見ることができます。
悪意のあるユーザーが改ざんを試みたとします。
多くの台帳が一斉に行えばできるかもしれません。
それを防止するのが、ブロックチェーンです。
ブロックチェーンは、ある取引の記録を2,000件程度まとめて、更にノンスという数字を見付けるまで計算を続けます。
計算ができたら、記録として、前の記録と紐づけます。
他の台帳と差分のある記録が現れると、誰かが不正に損をしなければ、架空の取引が浮き彫りになります。
それによって、他の記録と合わせて整合性を取ることができるということです。
Peer to Peer技術は、同じシステムを資料している人同士で、情報を共有することができる仕組みです。
それぞれの端末をノードと呼び、複数の端末間で通信を行いながら同期を取る仕組みです。
かつて、Winnyというファイル共有ソフトがありました。
東京大学情報理工学研究系研究助手の金子 勇によって、2002年に開発が始まりました。
それまでは、それぞれのノードが同期するのではなく、中央サーバーと呼ばれるメインとなる端末が必要でした。
中央サーバーが著作権法違反で摘発されるようになり、既に存在していたFreenetというシステムの性能が低かったため、広く使われませんでした。
金子氏は、掲示板サイト2チャンネルのダウンロードソフト板に匿名で書き込みを行い、ユーザーとやり取りしながら開発を進めました。
書き込み時の番号から、一時期47氏と呼ばれています。
当時の日本では、WinMXというソフトがP2Pファイル共有ソフトとして使われており、WinMXの後継を目指すという意味を込めて、MXのそれぞれのアルファベットを1文字ずつ進めた名前でWinNY(後にWinny)の名前が使われます。
2002年5月6日ベータ版が公開されると、PCが家庭に普及していたこともあり、一気に普及しました。
著作権侵害ほう助で金子氏が逮捕されるまで続き、使用すると逮捕されるというニュースが流れました。
大阪高等裁判所の小倉正三裁判長は、「悪用される可能性を認識しているだけでは、ほう助罪には足りず、専ら著作権侵害に使わせるよう提供したとは認められない」と無罪判決を出しました。
2011年12月19日に最高裁判所第三小法廷で無罪判決が出されましたが、2004年5月31日の逮捕から約7年半が経過しています。
無罪確定後はWinnyの開発に戻ることはなく、2013年に急性心筋梗塞にて死去しました。
これによって、日本のP2P技術はいったん止まってしまったと言えます。
後の時代に来るブロックチェーンの時代に日本発信のソフトが世界基準になるチャンスを逃したという見方もあります。
マイニング報酬とは、マイニングという行為から得られる報酬です。
仕組みについて説明します。
マイニングに成功すると、手数料として一定量の手数料が与えられます。
最初は、報酬は50ビットコインでした。
ビットコインは、2,100万BTCを上限にしていて、21万ブロックの取引ごとに報酬が半減するルールになっています。
10分ごとに約2,000ブロックの取引がされていて、半減期は約4年に1回くるとされています。
6,929,999番目のブロックが最後のマイニング報酬になる想定で、2140年に最後のマイニングが行われると言われています。
ビットコインのマイニングには、「最初に承認作業を行ったマイナーに報酬が支払われる」という報酬ルール「PoW(プルーフオブワーク)」があります。
複数のマイナーが一気に計算を始めて、最初に処理を修了できたマイナーに報酬が支払わるという仕組みです。
仕事量を重視する報酬ルールがあるため、作業量が大切になります。
マイニング投資とは、マイニングするマシンやコンピュータでマイニングする機械やサービスを運営している会社について投資する方法です。
また、海外では定額でマイニングするマシンの代行も存在しています。
高性能のコンピュータを貸し出す形で出資し、得られたビットコインを利用者が得られるという仕組みになっています。
ビットコインの大手投資先で有名な場所はまだありません。
注意が必要なのは、右肩上がりの資料であったり、費用対効果が高い投資という広告です。
1ビットコイン200万円まで上がったのは、2017年12月で、それ以降、1ビットコイン100万円程度が多いです。
2018年ごろには1ビットコイン30万円台に急下落し、アメリカとイランの石油輸出問題が発生した際に、国に属さない資金が流入し、1ビットコイン150万円に到達しました。
価格が他の通貨に由来するコインでFacebookのLibra(リブラ)の参入などもあり、展望が確実に明るいとはいいがたい状況です。
積み立ての一種と考える方がよく、ハイリスクハイリターンの積み立てという程度の理解がいいでしょう。
管理手数料を丁寧に確認しなくてはならないので、広告や営業をうのみにするのは危険です。
マイニングは個人でも可能です。
イチから難しいプログラムを構築する必要はなく、専門的ではありますが、ある程度の理解があれば可能です。
コンピュータを借り、ソフトを購入し、自動で行うということをしている方もいます。
ブロックチェーン、AI、IoTを一度に教えるプログラミングスクールも存在しています。
トレードとは、マーケットという取引所へ日本円をドルへ変えたり、株式市場なら株へ変えたりします。
ここでは、日本円をビットコインに交換するイメージして説明します。
現物取引とは、通常取引で想像する行為と同じです。
例えば、日本円で100万円持っていて、1ビットコイン100万円だとすると、1ビットコイン購入することができます。
レバレッジとは、持っているお金に対して、一定の割合まで増額した範囲で取引できる行為です。
例えば、日本円で100万円持っていて、レバレッジ5倍であれば、500万円分の取引が可能です。
詳細はちょっとだけ違っていますので、細かく計算します。
入金額が50万円で、1ビットコイン100万円で、5ビットコイン保有します。
レバレッジ = (建玉(たてぎょく)数量×現在レート) ÷ 時価評価総額
(5ビットコイン×100万円)÷50万円=10
レバレッジは、10倍です。
保有する数量とレートと入金している金額が変動するため、少々計算が伴います。
レバレッジで取引すると、純資産が一定額マイナスになると、取引が強制的に決済される仕組みがあります。
これが「ロスカット」です。
アプリや取引所の画面を見ると、保有可能建玉という数字があり、これがレバレッジで取引できる量です。
これに対して、証拠金維持率という数字が下回らなければ大丈夫ということです。
つまり、損失が出ても、純資産がマイナスにならない金額という最低額があります。
100万円入金して、400万円までの取引ができますが、400万円分トレードすると、一時的な価格の変動でロスカットされる可能性があります。
100万円分入金しても、レバレッジで2倍、200万円分の取引をすれば、急な価格の上下動があっても、ロスカットされる可能性が下がると言えます。
多くの取引所では、数字を自動計算してくれますが、数式も公開しています。
ここで取り扱わなかったのは、自動計算してくれる数字の数式を覚える必要はないからです。
気になる方は、「証拠金維持率 計算 仮想通貨」で検索してみてください。
上記で取り上げたブロックチェーン技術を利用したノードを自宅や個人で保有している方以外では、取引所を利用することになります。
取引所では、ICO(仮想通貨の上場)を果たしたコインの内、取り扱うコインを対象にトレードすることができます。
取引所ごとに扱うコインが異なり、コインごとに手数料も違います。
手数料の見方をご紹介します。
その前に、指値(さしね)と成行(なりゆき)を説明します。
指値取引は、トレードに際して、「いくらで取引するか指定する」方式です。
価格が変動する中で、いくらになったら取引するかという価格を指定します。
価格が成就しない場合には、取引は成立しません。
通常の場合、指値取引は期間を一緒に設定します。
1日や1週間などです。
その期間内に取引が成立しなければキャンセルになる場合があります。
価格を作るという意味から、「Maker(メイカー)」と表現します。
成行取引は、トレードに際して、「現在の価格で取引する」方式です。
価格が変動する中、注文をした時点の価格で取引がされます。
指値取引では注文が成立しない時間が長く続く可能性があるのに対し、
成行取引ではその時点での価格で取引するため
取引が成立するまでの時間が長時間空くことはありません。
価格を取るという意味から、「Taker(テイカー)」と表現します。
手数料は、現物取引とレバレッジで異なる場合があります。
また、MakerとTakerでも異なります。
料金表を見るとき、現物なのか、レバレッジなのか、
MakerなのかTakerなのかで取引所を変えてもいいと考えています。
トレーダーの中には、チャートを見るアプリや取引所のサービスと、
取引をする取引所を別にしている方が多くいらっしゃいます。
また、同時に取引する方式によっても変える場合があります。
本格的にトレードしている方にとっては、0.1%なのか0.3%なのかでも、
1,000万円単位で取引すると、1万円と3万円の差にまで膨れ上がります。
手数料は利益を上げる上で重要なポイントです。
仮想通貨は、最初に登場したビットコインを中心に取り扱われています。
アルトコインは、ビットコインより後発のコインすべてを指しています。
Alternative(オルタナティブ) Coinの呼称で、「アルトコイン」と呼んでいます。
ビットコインによく似たコインで、
ビットコインキャッシュがあります。
ビットコインキャッシュは、マイニングのルールの詳細をめぐり、
途中でのれん分けすることになったコインです。
名前がほとんど同じですが、
別のコインですし、アルトコインなので注意してください。
具体的に取引所を見て行きましょう。
それぞれ登録自体は無料で、サービスを利用するのも無料です。
取引に対して手数料がかかるというサービスのため、
すべてに登録して、少額でトレードしてみてもいいかもしれません。
ここでご紹介する目的は、取引所を比較することで、
取引所をすこし詳しく見るようになるからです。
bitFlyer(ビットフライヤー)は、
仮想通貨取引所としては大手というような扱いを受けています。
新規登録すると、ビットコイン管理口座を作成できます。
ビットコインの取引はできません。
コインを送金するか、受取のみ使用することができます。
返信不要の書留郵便を受け取り、ログインすることで、
取引できるトレードクラスへアップグレードすることができます。
取引が可能なアカウントです。
ウォレットクラスに登録後に、
返信不要の書留郵便を受け取り、ログインすることで、
アップグレードすることができます。
仮想通貨はビットコイン以外にも、
手数料が安いリップルというアルトコインが登場しました。
取引サービスとということがあり、決済取引が安いという特徴があります。
ボラティリティ(価格変動)が大きいことが
仮想通貨の特徴ですが、
ステーブルコインという法定通貨に従ったコインの開発が進んでいます。
もっとも話題になっているのが、
Facebookの提供するLibra(リブラ)です。
銀行口座を持っていなくても、
クレジットカードが作れなくても、
Facebookアカウントがあれば口座になるという視点です。
国際的、年齢や信頼も関係なく
すべてのインターネットとデバイスがあれば
口座を持てるという構図を描こうとしてます。
少しでも仮想通貨が理解できれば幸いです。
ロハリブの悩みハッカー
思い返すと、人生の悩みって、
主にこの3つじゃないですか??
これら悩みをハックしていく。
悩みから自分を解放する!!
それが、
ロハス=自分らしく
生きるってことです。