場所も選ばずにどこでも読めて、しかも嵩張らない電子書籍。
普及し始めたのは2010年ごろからですが、今ではスマートフォン・PC・タブレット端末や電子書籍リーダー(KindleやKoboなど)をはじめ、様々なデバイスで読めるようになりました。
しかし調べてみると電子書籍が読めるリーダーやタブレット端末って思った以上に種類があるんですよね。
結局のところ、何を選んだら良いの・・・
こんな人も多いのではないかと思います。
そこで今回は、電子書籍を読む上でのオススメのタブレットの選び方と、人気のタブレットについて解説します!
このページの目次
6~8インチのタブレットにおける一番のメリットは、軽くて持ち運びがしやすいという点。大きさとしては、文庫本サイズの書籍と同じくらい(105mm×148mm)になります。
かばんのポケットにも入るし丁度良いサイズですね!
片手で収まるくらいのサイズなので、外出先でもマンガや小説を読みたい、という方にはオススメです。
デメリットは、漫画を読むときに画面が窮屈に感じてしまう点や、横向きにした際に文字が小さくなり読みにくくなってしまうという点です。
横向きにすると文字が小さくなるので、毎回拡大しないといけないのが面倒ですね・・・
10インチ前後のサイズになると、電子書籍用タブレットでは標準的なサイズになってきます。6~8インチと比較すると一回り大きくなっており、漫画を読むときや藤賀を再生するときも画面が大きく、見やすくなります。
(大きさ比較の表とか)
やっぱり6インチや8インチと比べると画面の見やすさが違いますね!
サイズが大きいので両手で持って作業することになりますが、画面に入ってくる文字数(情報量)が多くなり、ページをめくる動作が少なくて済むのもメリットになるでしょう。
デメリットとしては、重くなるため、持ち運びにはやや不利になるという点と、片手操作が難しくなる点です。
実は筆者も、Fire HD 10を持っています!
出張先に持って行ったこともありますが、やっぱり少し重いですね・・・
Fire HD 10の重さは、単体で465g。
筆者はそこに、専用のスタンドケースを付けて持ち歩いていました。
Fire HD 10用 全面保護型 薄型スタンドケース
このケースの重量が255.43g。
すると、タブレット本体とケースの重量の合計は
465g(Fire HD 10の重量) + 255.43g(スタンドケースの重量) = 720.43g
普段の荷物にFire HD 10も一緒に持っていこうとすると、一気に700g以上増えてしまうことになります。
出張のときはスーツケースに入れて運んでましたが、やっぱり「重くなったな~」という印象です。
タブレットで電子書籍を読む方法は2種類あります。
ブラウザ上で書籍を読む場合は容量を気にする必要はありませんが、ダウンロードして読む場合は、ある程度のストレージ容量が必要になってきます。
実際に、一冊あたりどのくらいの容量なのかを見てみましょう!
小説版の「こころ」(著 : 夏目漱石)です。
全部で378ページ、ファイルのサイズは515KBとなっています。
こちらは、漫画版の「こころ」。ページ数が214ページに対して、容量が292,472KB!
ページ数は小説より少ないですが、容量が大きいことが分かります。
それだけマンガは容量は必要ってことなんですね~
電子書籍は、テキストデータ(文字だけのデータ)であれば容量は小さくて済みますが、マンガや雑誌など、絵や写真がメインになると、それだけ容量が大きくなっていきます。
マンガや雑誌をたくさん読みたい人や、動画もタブレットに入れて鑑賞したい人は、32GB以上のモデル、出来ればmicroSDカードに対応しているモデルを選ぶと安心です。
microSDカードに対応していれば、容量が足りなくてダウンロード出来ない・・・なんて心配も少なくなりますね!
タブレットの通信方式は2種類あります。
① SIMフリーモデル
・・・SIMカードを入れて使用する。単体で通信が可能。別途で通信費が掛かる
② Wifiモデル
・・・家庭内のWifi、公共Wifi、ポケットwifiやデザリング等を使って通信が可能。
別途通信費は不要
Wifiモデルの特徴は、SIMフリーモデルと比較すると価格がリーズナブルなところ。通信費が掛からないところも魅力です。
タブレットのデータ通信をWifiエリアで行うことが多い人はWifiモデル、外出先のどこに居ても通信したいという人はSIMフリーモデルが良いでしょう。
最大7時間のバッテリー容量で、手軽に小説やマンガを楽しめるタブレット。
ストレージ容量は32GBですがmicroSDカードに対応しており、512GBまで容量の拡張が可能。
サイズも192mm×115mm×9.6mmのコンパクトで、重さも286gと軽量なので携帯性にも優れています。
膨大な書籍やマンガも容量を気にせず何処にでも持ち運べますね!
また、FireシリーズはAlexaを搭載。音声でタブレットを操作できます。
アレクサ、夏目漱石の「こころ」が読みたい
こう伝えるだけで電子書籍のアプリが起動し、面倒な手間を省いて本を読むことが出来ます。
解像度2048×1536の「Retinaディスプレイ」を搭載しており、マンガや雑誌はもちろん、動画も楽しみたい方にオススメ。
精細で美しい画面なので、マンガの細かい描き込みもしっかりと見えるほどの性能です!
画面は7.9インチでマンガや雑誌を読むときも、1ページとしては丁度良いサイズ感。重量も300gに収まっており、持ち運びもさほど気にならない重さです。
価格の高さがネックではありますが、そこまでのお金を出してでも読みやすいタブレットが良い、またマンガや雑誌だけでなく動画も楽しみたいという人にはオススメです。
読書専用の端末が欲しいのであれば、Kindle Paperwhiteがオススメ。重量は182gと今回紹介した中では最も軽くなっています。
また、画面も解像度が高く、マンガも読みやすいのが特徴。E-inkを使用しているためブルーライトが出ず、目に優しい仕様になっています。
画面のバックライトも目に優しい明るさで、就寝前に読書をする場合にも最適。防水機能付きですので、お風呂の中でリラックスしながら読書のお供に。
筆者も就寝前に本を読むので、正直購入するか迷っています!
バッテリーの持ちが良く、一度充電すると数週間は持つというのも嬉しいポイント。こまめに充電する必要がありません。
屋外でも手軽に読書したい方や、目の疲労を少しでも抑えたい方は検討してみてくださいね。
電子書籍もすっかり普及し、今となっては読書も手軽なものになりました。
電子書籍用のタブレットを選ぶ際は、「何をよく読むのか」「どこで使うのか」を把握することがポイントとなってきます。
今回のこの記事を参考に、自分に合ったタブレットを選んで電子書籍をより楽しみましょう!
茨城県出身。学生時代はビッグバンドジャズに没頭し、紆余曲折な時期を過ごす。
新卒で食品容器メーカーに就職し、現在開発職のお仕事をしています。
好きなものは音楽と街歩き。
読者にとって役に立つ情報を発信できたらと思います。