おせち料理は名物の宝庫!?北海道から沖縄まで具材の地域差を紹介!

記事更新日: 2020/09/30

ライター: あっきー

あっきー

あっきーです!

皆様は日本全国各地の地域によっておせち料理の中身が違うことをご存じでしょうか。

今回は各地域のおせち料理の特長を徹底的に調べてまとめました!

どうして地域によって具材に違いがある?

そもそも、どうして地域によって差が生まれたのでしょうか?

まずは、その背景を見ていきましょう。

おせち料理は各地で伝統的に引き継がれてきたものですが、昔は今ほど交通の便は良くなかったことが関係しています。

交通の便が良くない、つまり食材をそう簡単に遠くに運べなかったことから、各地で取れる食材を使った独自のおせち料理が生まれてんですね~

日本全国、それぞれに気候や環境、文化の違いがあるからこそ、多種多様なおせち料理が生まれてきました。

では、各地のおせち料理の特徴をさっそく見ていきましょう!!

 

日本全国地域別におせち料理の紹介!

日本全国のおせち料理を地域の特色と合わせて厳選して紹介していきますよ!

北海道・東北地方のおせち料理の特徴

北海道・東北地方では、海に面していることもあり、海の幸に特色があるおせち料理が多いです。

なかなか材料が揃えられないからこそ生まれたおせち料理もあり、興味深いですね!

 

北海道~東北:氷頭なます(ひずなます)

鮭の鼻先の軟骨を氷頭(ひず)と呼びますが、氷頭を薄切りにしてから甘酢につけて、大根や人参と一緒に和えたものです。

 

北海道:口取り菓子

お正月のときに食べる練りきり菓子のことです。

北海道では気候の関係でおせち料理の材料を揃えることができず、お正月料理をかたどったお菓子が定番となったようです。

 

青森:じゃっぱ汁

鱈や鮭などをさばいたときに出る「あら」を使って野菜などと一緒に煮込んで作った汁ものです。

味付けは塩のみであっさりした味わいが特徴の一品です。

 

秋田:ハタハタ寿司

ハタハタとは主に日本海側で食されている魚ですが、秋田県の県魚となっているほど、秋田では馴染みのある魚です。

このハタハタを野菜などと一緒に酢や塩に漬け込み、発酵させたお寿司が秋田県のおせち料理には入っています。

 

関東地方のおせち料理の特徴

関東地方では、おせち料理の味付けとして、濃口醤油と砂糖など、全体的に”甘め”なものが好まれているそうです。

太平洋に面している地域もあれば、内陸の地域もある関東だからこそ、各地域では海の幸に特色があるもの、山の幸に特色があるもので分かれています。

 

茨城:鮒(ふな)の甘露煮

普段あまり食すことのない鮒(ふな)ですが、茨城県の古河市では、名物として知られている茨城県の伝統料理です。

お頭つきの魚であるため、縁起が良いとされお正月に食べられています。

 

千葉:かいそう(海藻こんにゃく)

「かいそう」は千葉県の東部から茨城県南東部周辺で作られてきた海藻こんにゃくです。

コトジツノマタという海藻を煮て溶かし型に入れて固めて作ります。

 

埼玉:くわい

見た目は里芋に似ており、里芋と同じように煮物として食べられることが多いです。

くわいは茎から芽が突き出ているような形をしており「芽出たい(めでたい)」として縁起を担いでいます。

 

中部地方のおせち料理の特徴

農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ebisu_ishikawa.html)を加工

 

中部地方では、その地域ならではのご当地グルメが多い印象です!

中部地方には、太平洋・日本海に面している地域もあれば、山が多いような地域もある故に、独特のおせち料理が生まれているようですね!

 

新潟:のっぺ汁(のっぺい汁)

「のっぺ」は、里芋を始め、人参やごぼうなどの根菜を鶏肉、きのこ、銀杏などと一緒に煮込んだ料理です。

縁起の良い根菜類が多く含まれており、また冷めてもおいしくいただけるので、おせち料理にはぴったりですね!

 

石川:べろべろ

変わった名前の「べろべろ」とは、溶き卵を寒天でかためて作ったお正月やお祭りなど特別に作られる料理です。

卵をちらした様子がべっこう(亀のこうら)に似ていることが名前の由来となっているようです。

 

愛知:鶏すき

名物が多い愛知県ですが、名古屋といえば、”名古屋コーチン”。

正月には鶏肉をすき焼きにした鶏すきを食べます。

 

近畿地方のおせち料理の特徴

関西地方では、味付けとして、関東とは異なり、”薄口醤油”や”お出汁”のような味わいのものが好まれているそうです。

古くは都が置かれた奈良・京都をはじめ、天下の台所と呼ばれた大阪を擁す関西地方だからこそ、伝統的な日本料理がより濃く受け継がれている印象です。

 

関西全域:睨み鯛

関西の睨み鯛は食べ頃が独特です。

お正月になったらすぐに食べるものではなく、睨みという言葉のとおり、正月の三が日にはただ睨むだけで食べることは許されません。

1月4日になってようやく食べるようです。

 

京都:棒鱈(ぼうだら)

日持ちするようにという意味で作られた棒鱈は、甘みがあって歯ごたえがしっかりしています。

お正月だけでなくお祭りのときなどのも食べることが多いそうです。

 

滋賀:鮒寿司(ふなずし)

鮒寿司は塩漬けした鮒とご飯を一緒に漬け込み発酵させた保存食です。

春につけこんで作った鮒寿司は、夏の間に発酵・熟成され、食べ頃を迎えるのは晩秋。

半年近く作るかなり手間の込んだおせち料理です。

 

中国地方のおせち料理の特徴

中国地方のおせち料理は海の幸の中でも珍しい魚が特徴的です。

日本海、瀬戸内海、太平洋という3つの海に囲まれ、海産物に恵まれています。

 

島根:ワニ(サメ)の刺身

ワニと名前がついていますが、実際にはサメのお刺身のことをいいます。

島根県のお正月料理の定番です。

 

岡山県:ママカリ

ママカリとは、岡山県では酢漬けや塩焼きにして食べられる魚です。

関東では捕れても食用としないようですが、岡山では郷土料理としてよく食べられています。

おせち料理としては、酢漬けやばら寿司などにして振る舞われます。

 

四国地方のおせち料理の特徴

四国のおせち料理は地域の伝統的な郷土料理が多く親しまれています。

 

高知:皿鉢(さわち)料理

高知の「皿鉢料理」では、大きな浅皿にさまざまなご馳走を並べます。

ボリューム満点で1年の始めから、力のつきそうなおせち料理ですね。

 

徳島県:おでんぶ

黒豆や金時豆を野菜と一緒に煮込んだ郷土料理です。

徳島では、「年中、まめに暮らせるように」との願いをこめ、ごまめ、数の子とともに祝い肴三種に含まれているようです。

 

愛媛県:じゃこ天

愛媛県宇和島の伝統的な料理です。

愛媛県では、お雑煮にもかまぼこの代わりにじゃこ天を入れるとのことです。

愛媛の方にはいろんな場面で親しまれているようですね!

 

九州・沖縄県のおせち料理の特徴

九州と沖縄では珍しい魚や特産品がおせち料理になっています。

 

福岡:鰤(ぶり)

出世魚の鰤(ぶり)は、福岡ではおめでたい席に欠かせない食材、刺身や塩焼き、照り焼きなど、様々な調理法で食べるようです。

 

長崎:くじら

かつて捕鯨地として栄えた長崎では、「太く長く生きよう」という願いから鯨(くじら)を食べる習慣があります。

 

宮崎:金柑煮

宮崎県では、柑橘類の金柑を甘露煮にして食べます。

金柑の甘露煮は富をもたらすという願いが込められた縁起物とされています。

 

沖縄:田芋田楽

沖縄県では、様々な田芋料理がありますが、お正月には田芋田楽を食べます。

おせち料理の一つ里芋は”子孫繁栄”を祈願して食べますが、沖縄の田芋も同様です。

 

さいごに

 

地域によって、本当に多種多様な種類のあるおせち。

それぞれの土地の歴史や風土を表しているようで日本人として大切にしていきたい文化ですね!

大学生や社会人になり、いろんな地域の人と関わるとよく方言の話題で盛り上がることがあったのですが、おせちの地域差についても一つの話題としてもいいですね(^^)

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