夏が近づき、猛暑の中外に出て作業服を着なければならない外の現場仕事の人が、気を付けなければならないのが熱中症です。
そう思っている方が多いでしょう。
本記事では、自衛官、工場勤務、現場監督として外での現場仕事の勤務経験があるがある私が、熱中症対策におすすめのグッズ6選を紹介します。
熱中症対策におすすめのグッズ6選
熱中症対策の為に行うべきこと
熱中症になってしまうと、立ち眩みや筋肉の痙攣で仕事に大きな支障を引き起こしてしまい、最悪の場合、死に至るケースもあります。
おすすめグッズ6選と熱中症対策の為に行うべきことの詳しい解説をしますので、熱中症になりたくない人は是非最後までご覧ください。
このページの目次
これから紹介するグッズは、20種類以上使用した熱中症対策グッズの中で特におすすめのグッズを厳選しました。
実体験をもとに使用する際のメリットと注意点を解説します。
コンプレッションインナーは、かいた汗を蒸発させ乾かす機能があるのがポイントです。
蒸発させた汗を利用し、身体を冷やしてくれるメリットがありますが、汗をかいた状態で涼しい場所に長時間いると身体を冷やしすぎて下痢をしてしまう注意点もありますので気を付けて使用しましょう。
ヘルメットインナーは、ヘルメットの中に被るインナーキャップです。
値段が安く、ヘルメットの中でかいた汗を蒸させるのを解消させるメリットがありますが、場合によって頭が痒くなる注意点もありますので気を付けて使用しましょう。
アイスベスト・フリザーベストは、保冷剤を入れられるメッシュ素材のベストです。
他のグッズと比較し、超快適な冷却効果があるメリットがありますが、時間が経つと保冷剤が溶け、逆に身体を暑くさせてしまう注意点もありますので予備の保冷剤を備えて使用しましょう。
ひんやりスプレーは、身体にスプレーをかけ冷却させる効果があります。
ワンプッシュで手軽に使えるメリットがありますが、持続時間が短い注意点もありますのでこまめに使用しましょう。
ボディシートは、汗を拭きとり身体に爽快感を与える効果があります。
値段が安く、爽快感を与えることにより、汗をかくのを抑えるメリットがありますが、必要以上にゴミを出してしまう注意点もありますので手間をかけたくない人は気をつけて使用しましょう。
首かけ扇風機は、首にかけるだけで顔面付近を扇風機に当たっている状態にしてくれます。
顔面付近を、涼しい状態に維持できるメリットがありますが、現場の作業内容によって首にかけるのが邪魔になってしまう注意点ありますので作業内容によって使い分けましょう。
おすすめのグッズを6選紹介しました。
しかし、現場仕事を長時間していると、グッズを使用しても熱中症になってしまう可能性はあります。
実際にグッズを使用していたのにも関わらず熱中症になって倒れた人を目の前で見ました。
そこで重要なポイントは、身体に涼しさを感じさせることです。
グッズの使用に加え、これから解説する身体に涼しさを感じさせる重要なポイントを守れば、更に適切な熱中症対策ができます。
通気性を良くさせる為には、一番下に着る肌着であるインナーが重要になります。
通気性が悪くなってしまうと、熱を外に発散させられず、体温を上昇させてしまいます。
インナー選びは時と場合に応じて季節に合ったものを使用しましょう。
レイヤリングとは、「重ね着」のことを言います。
「重ね着なんて逆効果」だと思われた方がほとんどだと感じますが、
汗をたくさんかく夏だからこそ「重ね着」は重要となってきます。
実は「重ね着」には、汗を効率よく吸収させ、体温の上昇を抑える効果があります。
吸湿性・速乾性はレイヤリングとも関係します。
涼しさを感じさせる為には吸湿性と速乾性が重要になってきます。
インナーについた汗を、すぐに吸収し発散させることで、非常に効率よく身体に涼しさを感じさせます。
通気性とレイヤリングに加え、吸湿性・速乾性も必ず重要視しましょう。
実体験をもとにおすすめグッズ6選と熱中症対策の為に行うべきことを解説しました。
グッズは予算的な問題もありますが、どれか1つでも使用するだけで非常に効果があります。
そして、グッズの使用に加え身体に涼しさを感じさせる為に、
を意識しましょう。
熱中症対策を行い、夏の過酷な現場仕事を共に乗り切りましょう。