freeeが新プラン導入!プラン別の機能・料金等を一挙解説(法人編)

記事更新日: 2020/03/15

ライター: ちく

 

 

 

ちく

どうも、ロハリブのちくです。今回は法人向けの「会計freee」のそれぞれのプランについて、2020年2月に行われた価格改定と絡めて説明していきますよ!

 

もしfreeeに興味をお持ちの方は以下の記事も参考にしてみて下さい。

 

 

どのクラウド会計ソフトもそうだけど、freeeもプランが多くてどれが自分に合っているか分からないんだよね。

 

確かに、freeeでも4つのプランがあるので、特に会計業務の経験が浅い方はどのプランにすれば一番いいのかって分かりにくいですよね。

 

ちなみにfreeeの有料プランは以下の3つです。(エンタープライズプランは分かっていないことが多いので除いています。)

 

簡単にはこの表を見るだけで、それぞれのプランでどう違うのかは分かるとは思います。

 

また、この上の表を踏まえてその会社その会社に合ったおススメのプランを考えてみました。

 

下記ではさらに詳しくそれぞれのプランについて説明していますので、なぜこのプランが適しているのかをご確認下さい。

★この記事を見て分かること★

・freeeの料金プランとその中身

・freeeのプラン別できること

・freeeの無料版について

 

この記事を読んだ方の「freeeのプランを選ぶ時間」が1秒でも減れば幸いです。

 

freeeの料金プランと変更点は?

先ほども紹介しましたが、改めて法人向けの会計freeeの有料プランは以下の3つです。(エンタープライズプランを除く)

 

 

以下では、それぞれのプランについてもう少し説明していきます。

 

プラン①:ミニマムプラン

freeeの有料プランにおいて、一番安いプランがこのミニマムプランです。

 

このプランは、法人企業で必要な基本的会計業務(入出金管理債権債務管理決算報告書作成)に対応しています。

 

また、領収書等の取込みメール・チャット機能等使い勝手のいい機能も備えています。

 

ただ、メンバーの追加が3人までしかできず、それに伴い経費精算や部門階層ができない等、少数で運営している法人のみに適しているプランと言えます。

 

しかし、プランのアップグレードは即時できますので、お試しで始める分には上記に該当しない法人でもミニマムプランはありかなと思います。

 

よってミニマムプランをおススメしたいのは以下の法人になります。

・少数で運営している法人

・会計ソフトを使ったことがない法人

・とりあえずfreeeに慣れたい法人

 

また、2020年の2月3日よりミニマムプランで今まで使えた年齢表(債権・売掛金(または債務・買掛金)の発生後何か月経過していて、いくら残高が残っているかなどの情報を確認するための資料)が表示されなくなります。(認定アドバイザーはこれまで通り見られます。)

 

 

 

 

ちく

今までこの機能を重用していた方は結構不便かと思いますが、これから使用する方には問題ないし、これぐらいは許せる範囲かなと思います。

 

プラン②:ベーシックプラン

中小企業におけるシェアNo.1のfreeeの有料プランにおいて、最も人気なのがこのスタンダードプランです。

 

このプランは、ミニマムプランで出来なかった3人以上のメンバーの追加が可能です。(2020年2月3日のプラン改定により、19名以上追加出来なかったものが、無制限になりました。)

 

そして、それに付随して、部門階層経費精算といった人数が多いからこそ必要な機能が使えるようになります!

 

また、収益レポート等による経営状態の見える化電話サポート電子帳簿保存機能等できることが大幅に増えます。

 

上記から見ても分かるように、ベーシックプランは中小企業が使うには十分な機能が備わっているため、料金も含めて中小企業のソフト採用率が高いのも頷けます。

 

 

 

 

ちく

ですが...

 

先のプラン変更により、ちょっと雲行きが怪しくなりました。

 

ベーシックプランの変更によりできなくなること一覧

・ジャパンネット銀行 ワンタイム口座

・試算表- 全部門比較エクスポート(csv)

・仮締め

・仕訳承認

・未承認仕訳の絞り込み (仕訳帳・月次推移・試算表・総勘定元帳)

・配賦ルールの設定

・配賦基準の設定

・3つ以上のカスタム権限作成

・グループ管理での部門個別設定

・3000件/日 以上のAPIコール

変更当初は上記に加えて、消込の自動登録までできなくなるとのことだったので、SNSでは「freeeが10倍値上げ」と大炎上でした。

(ベーシックプランから10倍値段が高いプロフェッショナルプランへの移行を余儀なくされるという意味)

 

その騒動を受けて、freeeは消込の自動登録ルールをベーシックプランに残すという緩和措置を出しています。

 

また、既に登録済みの法人で、既に設定しているルールや権限であればプラン変更後も使用・編集可能だったり、freee認定アドバイザーなら今まで通り仮締め・仕訳承認等が行えるという措置も与えられています。

 

さらに、既にfreeeのベーシックプランをプラン改定の3か月前から利用している法人に関しては、3カ月間(5/6まで)は一時的にプロフェッショナルプランの機能が与えられます。

 

とはいえ、freee認定アドバイザーに頼らず仮締めや仕訳承認等を社内で完結させていた法人にとっては厳しい変更だと思います。

 

また、新しくベーシックプランの利用を検討している法人は、自社内で配賦ルール等を作成できない等上記の制限を踏まえた上での運用が必要になります。

 

よってベーシックプランをおススメしたいのは以下の法人になります。

・部門別で会計を行わない法人

・freee認定アドバイザーの起用を考えている法人

・エクセル等を駆使し、上記のできなくなる機能を補う仕組みを取り入れる法人

 

プラン③:プロフェッショナルプラン

freeeの有料プランにおいて、一番高いプラン(エンタープライズプランを除く)がこのプロフェッショナルプランです。

 

このプランは、ベーシックプランの機能に加え、今回のプラン改正でベーシックプランでできなくなった機能も全て使えます。

 

さらに、予算額と実績金額を対比させることで達成比率の確認ができる予実管理機能や試算表からプロジェクトごとのPL比較が可能になるプロジェクト会計機能といった経営改善に向けて迅速かつ最適な意思決定を行える機能が追加されています。

 

ただ、使用料がベーシックプランの10倍とラーニングコストが桁違いに上がるため、ベーシックプランで代替できないのかは検討した方がいいとは思います。

 

よってプロフェッショナルプランをおススメしたいのは以下の法人になります。

・ベーシックプランでは対応できない規模で、利益も十分にでている法人

・どうしてもプロフェッショナルプランの機能が必要な法人

 

自分の会社が今どの位置にいるかで、最適なプランが異なりますので、是非上記を参考にご自身の会社に合ったプランを選択してください。

 

 

freeeのプラン別できること

続いては、上記よりもさらに具体的にfreeeのプラン別でできることを紹介していきます。

 

ミニマムプラン以上(有料全プラン)でできること

できること①:銀行口座・クレジットカード等の同期

freeeは多くの銀行口座、クレジットカードと同期し、お金の出入りを把握することができます。

 

また、その内容をもとに損益レポート現預金レポート、キャッシュフロー情報を確認する資金繰りレポートも閲覧できます。

 

できること②:消費税申告・在庫棚卸

2年前の1月1日から12月31日までの期間に課税売上高が1,000万円を超える法人は、消費税申告をする必要があります。

 

日々の記帳の際に、あらかじめ税区分の設定を行うことで、楽々消費税を集計し、申告書を作成することができます。

 

また、売上原価の計算をする際に必要になる棚卸資産も登録することができます。

 

できること③:決算書の作成

freeeなら決算書まで同じソフトで作成できちゃいます。

 

ご存じの通り、決算書は下記の4つありますが、

・貸借対照表

・損益計算書

・株主資本等変動計算書

・キャッシュフロー計算書

 

キャッシュフロー計算書以外は、簡単に同じような操作で出力できます。

(キャッシュフロー計算書も作成できますが、これだけ作成方法が異なり、少し手間がかかります。)

 

できること④:領収書等の写真から仕訳データの自動取得と管理

経費として申請する際には、領収書やレシートを残しておく義務があります。

 

ただ、その量が膨大になることは間違いなく、何が何の領収書なのかを判別することは容易ではありません。

 

そこでこの機能ですが、発行された領収書等をスマホ等で撮影し、アプリ内で取込むことで実際の取引と紐づけることができます。

 

そのため、帳簿付けの効率化支払い漏れ等のミスの削減につながります。

 

また、freeeは他のクラウド会計ソフトに比べ、取込みの精度が良いため、画像内の文字や、ファイルに記入したメモを、自動で認識して取引情報として入力します。

 

できること⑤:メール・チャットサポート

有料プランならどのプランでも営業時間内(平日の10:00~12:00、13:00~18:00)チャットを通して分からないことを聞くことができます。

 

また、メールに関しては24時間いつでも受け付けていて、通常は3営業日、急ぎであれば1営業日以内に返答がきます。(急ぎの際はお問合せフォーム内の「お急ぎメールサポートを利用する」にチェックが必要です。)

 

できること⑥:メンバーの追加

ここからはミニマムプランでは一部制限がかかる機能を紹介していきます。

 

freeeでは、税理士・会計士(freee認定アドバイザー)の紹介サービスを無料で行っています。

 

そして、紹介を受けた際は自身のfreee管理ページ(事業所)に認定アドバイザーを招待できます。

 

招待後、認定アドバイザーには以下のことをしてもらうことができます。

・記帳のチェック・指導

・ 記帳の代行

・税務相談

・決算申告の代行

・仕訳承認・仮締め

 

 

 

 

ちく

たまにfreeeを嫌がる税理士さんもいたりしますが、freee認定のアドバイザーなので、安心して指導や相談・代行をしてもらえます。また、法人プランは特にプラン改定後freee認定アドバイザーのみができる機能が多くなったので、より運用の検討が必要になると思います。(大体月額10,000円~50,000円ぐらいで企業規模や依頼内容によって異なります。)

 

また、認定アドバイザー以外にも従業員のような内部メンバーも追加することができます。

 

ミニマムプランのみは自分も含めて3人までしか追加ができませんが、ベーシック以上のプランであれば無制限で追加ができます。

追加料金に関しては以下の表を参考にして下さい。

 

 

 

 

ちく

自分以外にも従業員がいて、経費を計上してほしい場合には必ず必要な機能です。

 

また、登録したメンバーには必ず権限を付与する必要があり、4種類ある権限のどれを付与するかで付与された人のできることが変わります。

 

各権限でできることの一覧

※1:自分が登録した会計データ(取引・口座振替・請求書・ファイル)のみ操作できます。

 

さらに、ベーシック以上のプランの法人は、新たに別の権限を作成し、メンバーが利用できる機能を細かく設定することもできます。

 

この機能に関しては、ベーシックプランは2つまで、プロフェッショナルプランでは無制限で登録ができます。

 

できること⑦:帳簿の作成

freeeでは毎日の仕訳を記帳した仕訳帳や、その内容を勘定科目ごとに転記した総勘定元帳をPDF形式やCSV形式で出力することができます。

 

本来であれば「借方」「貸方」といった他のクラウド会計ソフトでは必ず出てくる会計用語を理解し、仕訳ける必要がありますが、そういった知識がなくてもfreeeでは仕訳帳や総勘定元帳を作成できます。

 

また、試算表(損益計算書・貸借対照表)を確認することもできます。

 

さらに、ベーシック以上のプランでは、損益計算書の部門比較も行えます。(ベーシックプランは、プラン改定後については5部門まで)

 

できること⑧:仮締め・本締め・仕訳承認

会計freeeの「月締め」画面では、特定の日付までの記帳を締めることができます。(本締め)

 

締められた期間は、その期間内の日付で仕訳(取引・口座振替・決済など)を登録・編集・削除することができなくなります。

 

また、プロフェッショナルプランでは、本締めの前段階でメンバーが登録した取引・口座振替・振替伝票を会計帳簿に反映させる「仕訳承認」や管理者以外の記帳を締める「仮締め」も行うことができます。

 

できること⑨:見積書・納品書・請求書の作成、送付

freeeでは、あらかじめ取引先の情報等を設定することで、見積書・納品書・請求書を作成することができます。

 

さらに、見積書を納品書、納品書を請求書に変換もできるため、それぞれを1から作成しなくてもよくなります。

 

また、書類作成画面から書類の編集・出力・メール送信・郵送などを行うことができます。

 

そして、ベーシック以上のプランでは「定期請求」や「合算請求」にも上手く対応してくれます。

 

これらの機能があれば、毎月かかる定額費用に対して毎回請求書を新たに作成する手間も、1か月分の費用の請求書を日々の請求書とは別に作成する手間も省けます。

 

できること⑩:入金確認や消込

freeeでは、売掛金や買掛金を登録することで、上のようなレポートを自動で作成できます。

 

これにより、今までExcel等で管理していたであろう入金予定日や滞留状況といった内容を手間なく可視化することが可能です。

 

また、口座をfreeeと同期しておくと、入金明細と対象の売掛金、もしくは決済時の明細と対象の買掛金が自動でマッチするため、消込作業も大幅に効率化することができます。

 

さらに、ベーシック以上のプランでは債権・売掛金(または債務・買掛金)の発生後何か月経過していて、いくら残高が残っているかなどの情報を確認する「年齢表」の機能や消込の推測等で使える「自動登録ルールの作成」が行えます。(プラン改定で大きく話題になった機能です。)

 

 

 

ベーシックプラン以上でできること

上記でも定期請求や合算請求、4人以上のメンバーの追加等、ミニマムプランでは制限がある機能を説明しましたが、さらにここではベーシック以上のプランでしかできない機能を説明します。

 

できること⑪:経営レポートの作成

ベーシック以上のプランでは、上記で説明した売掛・買掛レポートの他にも、収益レポートや費用レポート等の様々なレポートを作成することができ、事業を多角的に捉え、見える化することができます。

 

できること⑫:総合振込・振込連携

未払の状況(買掛金の一覧)は「支払管理レポート」から確認できますが、そのデータをインターネットバンキング(IB)に連携することで、そのまま銀行振込ができます。

 

これにより、振込依頼書を手で作成せずに簡単に振込を完了できます。

 

できること⑬:電子帳簿保存

先ほどの説明で、領収書等の写真を取引と紐づけられることは説明しましたが、ミニマムプランではたとえ取引と紐づけたとしても、元の領収書等の保管は必要でした。

 

しかし、ベーシック以上のプランでは、電子保管ができるようになるため、元の領収書等の保管も必要なくなります。

 

ただ、電子帳簿保存を適用するためには、適用開始の3ヶ月前までに税務署へ申請する必要があります。

 

freeeではそのために必要な申請書類の準備があり、簡単に申請できるため、心配は要りません。

 

 

 

 

ちく

領収書等の保管期間は原則7年のため、保管は結構大変だと思います。故にこの機能はかなりありがたいですね。

 

できること⑭:電話サポート

ベーシック以上のプランなら電話でのサポート受けられます。

 

このサービスは平日の営業時間内(10:00~12:00、13:00~18:00)のみ利用可能で、また予約制(最短翌日から)となっています。

 

ですので、分からないことがあれば、一旦予約をしておいて、チャットで解決をはかり、それでも分からなければ頼る形が王道ルートになると思います。

 

できること⑮:部門別の会計、経費の精算

ベーシック以上のプランでは各取引に部門タグをつけることで、部門別会計を行うことができます。

 

ただ、設定できる階層はベーシックプランでは2階層に対し、プロフェッショナルプランでは5階層までと差はあります。

(例えば、下図でいえばベーシックプランの場合は営業1課、2課や事業推進課以下の部門は設定できません。)

 

さらに、各部門の損益を把握するため、部門共通の費用を適切に振り分ける「配賦」を行うこともできます。

 

ただ、こちらの機能はプラン変更により、ベーシックプランでは新規の配賦のルール作成や基準の設定はfreee認定アドバイザーのみしかできなくなっています。

 

また、スタンダード以上のプランでは、経費の精算もすることができます。

 

部門が増えてくると、経費の管理が必要になってきますので、事業規模が大きくなればとても重宝したい機能です。

 

また、経費申請者が勘定項目等の申請間違いをしないように、申請経路とそれぞれの申請経路の説明、経費申請を行う際によく使う内容と勘定科目などの組み合わせを予め管理者が設定できるようになっており、申請者は申請経路を選択するだけで申請がほぼ完了します。

 

 

プロフェッショナルプランのみでできること

最後にプロフェッショナルプランのみでできることも紹介していきます。

できること⑯:予実管理

プロフェッショナルプランでは、経営状況を確認するだけでなく、予算金額の把握と当期を基準として向こう6年分の予算額を入力をすることが可能です。

 

そして、入力した予算額と実績金額を対比させることで経営計画達成比率の確認ができます。

 

できること⑰:プロジェクト会計

プロジェクト会計とは試算表を基にして、セグメント(自由に設定できる分析用の集計軸、プロジェクトや事業所等)別でPL比較(可視化)ができる機能です。

 

これにより、的確かつスピーディな経営判断がしやすくなります。

 

また、上記に加えて以下の3点もプロフェッショナルプランでは可能になります。

・他社の販管費管理ソフトを利用した事業所のセグメントを含む取引のExcelデータからのインポート

・経費精算や支払依頼、請求書からセグメントを付与し、会計帳簿からセグメント情報が付与された費用の収集管理

・freee API にセグメントが対応したオープンプラットフォームとしてさまざまなサービスとの連携

 

 

freeeって無料でも使えるの?

 

freeeも無料でも使えるの?

 

 

 

ちく

はい、個人事業主向けだけでなく、法人向けのfreeeにも無料プランが存在します!

 

しかし、当然ではありますが、有料プランに比べ、無料プランでできることには制限があります。

 

法人用freeeの無料プランと有料プランのできること比較

機能 無料プラン 有料プラン
取引データの閲覧・編集 直近1か月に登録したデータ のみ可 無制限
請求書類の閲覧・編集 直近1か月に登録した書類のみ可 無制限

書類の写真等のデータ取込

(ファイルボックス)

月5枚まで

無制限

入金・支払管理レポート

直近1か月に登録したデータのみ可

年齢表機能利用不可

利用可 (年齢表機能はベーシック、

プロフェッショナルのみ)

仕訳帳のCSV/PDF出力 お試し10データの出力のみ 無制限
総勘定元帳のCSV/PDF出力 お試し10データの出力のみ 無制限
取引データのCSV出力 利用不可 無制限
メンバー招待可能人数 3名まで招待可能 (事業所の作成者を含む)

ミニマム:3名 ベーシック:無制限

プロフェッショナル:無制限

チャットサポート

登録後1週間のみ利用可

利用可
メールサポート 3営業日でご返信

3営業日でご返信

(お急ぎを希望の場合は)1営業日でご返信

電話サポート 利用不可 利用可 (ベーシック、プロフェッショナルのみ)
決算書の作成機能 プレビューの表示まで可能 (PDF出力不可) 出力まで可能
上記以外の機能

無料プラン:ベーシックプランと同様

プラン別で様々な機能あり

 

こうして無料プランと有料プランを比較しただけでも全然できることが異なるのが分かります。

 

正直ほぼほぼ制限がかかっていて、無料プランでは法人にとって必要な会計業務をこなすことは不可能です。

 

 

じゃあ無料で使えないじゃん。

 

そう考えてもらっても差し支えないでしょう。

 

ただ、freeeを使っての取引データの処理やスマホアプリを使った写真でのデータの取込み等freeeが自分にとって使いやすいかどうかを判断することはできます。

 

また、メール機能は使えるため、有料プランになる前段階で疑問や悩みの解消はできるかもしれません。

 

なので、freeeの無料プランの位置づけとしては、

 

freeeが使いやすいか、freeeを使いこなすことができるかを確認するためのプランなのです。

 

まとめ

最後に、今までの話を踏まえてもう一度それぞれのプランに適している人をおさらいしておきましょう!

 

また、それぞれのプランでできることも簡単にですが、列挙します。

ミニマムプランで使える主な機能

・銀行口座・クレジットカード等の同期

・消費税申告、在庫棚卸

・決算書の作成

・領収書等の写真から仕訳データの自動取得と管理

・メール・チャットサポート

・メンバーの追加(制限あり)

・帳簿の作成(制限あり)

・仮締め、本締め、仕訳承認(制限あり)

・見積書、納品書、請求書の作成、送付(制限あり)

・入金管理、消込(制限あり)

 

ベーシックプランで使える主な機能

・銀行口座・クレジットカード等の同期

・消費税申告、在庫棚卸

・決算書の作成

・領収書等の写真から仕訳データの自動取得と管理

・メール・チャットサポート

・メンバーの追加(制限あり)

・帳簿の作成(制限あり)

・仮締め、本締め、仕訳承認(制限あり)

・見積書、納品書、請求書の作成、送付

・入金管理、消込

・経営レポートの作成

・総合振込、振込連携

・電子帳簿保存

・電話サポート

・部門別の会計、経費精算(制限あり)

 

プロフェッショナルプランで使える主な機能

・銀行口座・クレジットカード等の同期

・消費税申告、在庫棚卸

・決算書の作成

・領収書等の写真から仕訳データの自動取得と管理

・メール・チャットサポート

・メンバーの追加

・帳簿の作成

・仮締め、本締め、仕訳承認

・見積書、納品書、請求書の作成、送付

・入金管理、消込

・経営レポートの作成

・総合振込、振込連携

・電子帳簿保存

・電話サポート

・部門別の会計、経費精算

・予実管理

・プロジェクト会計

 

さらにfreeeの無料プランの位置づけは、「有料プランを検討するためのお試しプラン」と考えてもらうのがいいかと思います。

 

以上を踏まえて、自分の会社に合ったプランを選択してみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いたライター

ちく

食品メーカーの開発者兼フードアナリスト。

東京に染まってしまった関西人(笑)

幣サイトの運営を行う傍ら飲食店の覆面調査や記事執筆等を行い、食に関する情報を発信している。

また、食以外の分野も興味のあるものは自分で試したり、詳しい人に聞いたりして徹底的に調べる特性を持つ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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