ワリエワ選手なぜ出場に?ドーピング疑惑までの戦歴や経緯などを追ってみた

記事更新日: 2022/02/17

ライター: みんちゃん

 

この記事で解決できること
  • ワリエワ選手の2021-2022年にかけての戦歴
  • ドーピング疑惑の経緯
  • トリメタジジンって?
  • ワリエワ選手はなぜ出場許可がおりたのか

OLちゃん

ワリエワ選手、シングル1位通過ですね!

しゅふちゃん

演技はさすがだったけどこれで良かったのかしらねえ…

結局ドーピング問題はどうなったのかしら?

OLちゃん

ん〜。まだ分からない部分も多いみたいです…。

新たに薬物も2つ見つかりましたね。

OLちゃん

まずはワリエワ選手がどういう選手なのかから覗いていき、それからドーピング問題について見ていきましょう!

 

ワリエワ選手について

プロフィール

名前 カミラ・ワレリエヴナ・ワリエワ
生年月日 / 年齢 2006年04月26日 / 15歳
出身 ロシア・カザン
好きなもの

愛犬のLëva、マイメロディー

 

OLちゃん

手足がとても長いですね〜!

手足が長いと滑っているときもとても綺麗に見えますよね!

しゅふちゃん

ワリエワ選手はその圧倒的美貌から若い子たちに人気よね!

マイメロの抱っこ姿も癒やされるわね〜

北京オリンピックまでの直近の功績

国際大会 戦歴

大会名 日付(日本時間) 順位
CS フィンランディア杯 2021年10月7日〜11日 1位
GP スケート カナダ 2021年10月29日〜31日 1位
GP ロシア杯 2021年11月25日〜28日 1位
欧州選手権 2022年1月12日〜17日 1位

自己ベスト

自己ベスト スコア
総合 272.71(2021年ロシア杯)
SP 90.45 (2022年欧州選手権)
FS 185.29 (21年ロシア杯)

(引用:Wikipedia ,Yahoo!

しゅふちゃん

1位ばかりね…「絶望」の異名も頷けるわね…

OLちゃん

勝てる気がしない、というところから「絶望」という異名がついたそうですが、

そもそもそこまでの強さがありながらわざわざドーピングをする必要があるのでしょうか?

 

ワリエワ選手のドーピング疑惑について

今回の経緯

2021年12月25日 ロシア選手権でロシア反ドーピング機関(RUSADA)が検体を採取。
2022年2月8日

ストックホルムの検査機関が2021年12月に採取した検体から、
禁止物質であるトリメタジジンが検出されたと報告。
暫定的に出場資格停止。

2022年2月9日 国際オリンピック委員会(IOC)がメダル授与式延期の理由を説明。
ワリエワ選手はRUSADAに不服申し立て。
それ受け、RUSADAが暫定資格停止を解除。
2022年2月11日〜12日 国際検査機関(ITA)が経緯を公表。
IOC、世界アンチドーピング機関(WADA)、国際スケート連盟(ISU)がRUSADAの決定を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。
2022年2月13日 CASが聴聞会をオンラインで実施。
ワリエワ選手、RUSADA、IOC、WADA、ISU、ROCなど約50人から6時間近く聴取。
2022年2月14日 女子シングル出場決定

(引用:朝日新聞デジタル

OLちゃん

トリメタジジンのほかに、禁止薬物ではありませんが、

ハイポクセンL-カルニチンも検出されましたね。

しゅふちゃん

なぜこの2つはあとから報告されたのかはまだ分かっていないみたいね…。

 

なぜ検査結果が遅れたのか

OLちゃん

通常は1週間ほどで検査結果が報告されるようです。

しゅふちゃん

なぜ今回はこんなに時間がかかったのかしら?

OLちゃん

「検査スタッフがコロナのため自主隔離になってしまった。そのために検査が遅れてしまった」

と検査機関は回答しているそうです。

OLちゃん

分かっているのはここまでで、

ロシアの国威では?など色々推測されているみたいです。

しゅふちゃん

以前からロシアではドーピング疑惑がいくつもあげられてきたこともあるし、

色々闇が深そうね…。

 

簡単に買えちゃう!?トリメタジジン

そもそもトリメタジジンとは?

血管を拡張する作用などがあり、日本では狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の治療に使われる。

WADAは2014年にトリメタジジンを禁止薬物リストに追加。

(引用:JIJI.COM

しゅふちゃん

そんなに悪いものには見えなさそうだけど…。

OLちゃん

アンチ・ドーピング部会の大江裕一郎部会長によると、

「トリメタジジンは新機能の向上を狙って用いられる可能性があるから使用禁止されている」

とのこと。

(引用:読売新聞オンライン

しゅふちゃん

なるほどね〜。

 

どこで買えるの?

しゅふちゃん

そもそも簡単に手に入るものなのかしら?

OLちゃん

実はロシアの薬局で、日本円にして1000円ほどで普通に買えてしまうみたいなんです!

しゅふちゃん

まあそもそも治療用のお薬だものね。

でもワリエワ選手は特に心臓を患っているようにも見えないし、

わざわざ自分で買うかしら?

 

ワリエワ選手側の主張

OLちゃん

ワリエワ選手は証言として母親の音声を提出したみたいですね

しゅふちゃん

なんでも、毎日ワリエワ選手の応援に来ている

お祖父様が心臓病を患っていて

その薬にトリメタジジンが含まれていて

お祖父様のグラスを誤って飲んでしまった

という供述みたいね

OLちゃん

お祖父様が診察を受けた記録や処方箋などはまだ提出されてはいないようです

しゅふちゃん

2006年にも同様の事例で認められたケースがあるみたいね…

 

ワリエワ選手はなぜ出場許可が出たのか?

16歳未満で保護監督下にある

OLちゃん

WADAによると、原則対象薬の反応が見られた場合は出場禁止のようです。

ただし、16歳未満の場合はなるべく保護して欲しい旨の要請はあるとのこと。

しゅふちゃん

16歳未満の場合は、なにかあっても組織の責任、組織が選手を守る、そういうことかしら?

OLちゃん

そうですね!

ここで出場停止になってしまうと4年間大会などにも出場できなくなってしまうみたいなので、

まだ15歳とお若いですし将来性も見据えて、ということかもしれないですね。

しゅふちゃん

ただ、ここで前例を作って容認してしまうと、

次から次へと出てきそうなのもまた怖いわね…。

 

オリンピック期間中の検査では陽性と認められなかった

しゅふちゃん

オリンピック期間中の検査では陽性の反応はなかったのね。

OLちゃん

そのようですね。

今大会においては有利な影響があったとは必ずしも言えないと、

強く断言できるものがないからと言う理由もあるみたいです。

 

まとめ

OLちゃん

結局、

16歳未満で保護監督下にあること

オリンピック期間中の検体では陽性反応はなかった

という2点が出場の許可が降りた理由でした。

OLちゃん

・なぜ検体の中に対象物が入っていたのか

・組織に対して処分はあるのか

・ワリエワ選手は認識していたのか、知らなかったのか

解明していないことはたくさんあります。

しゅふちゃん

今後の選手のためにも、スポーツ界のためにも、

このままおざなりにせず、

きちんと過程を追って真相を解明して次に活かしてもらいたいわね!

OLちゃん

まずは選手が今日気持ちよく演技できることが第一ですね!

 

 

 

 

 

 

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