【ここがポイント!】座っても腰が痛くなりにくいイスのおすすめ5選

記事更新日: 2020/03/29

ライター: かねちん

この記事で分かること
  • 腰に負担の少ないイスを選ぶ時のポイント
  • どんな座り方をイメージすればいいのか

ゆうし

もう職場でずっとイスに座ってて腰が痛い

ゆうし

腰に負担の少ないイスを買おうと思ってるんだけど、何が自分に合うのか分からなくて…

かねちん

クッションタイプイスタイプ座椅子タイプとか色々あるもんね。

ゆうし

そうなんだ。それぞれに特徴はあるけど、結局どれが良いのか分かんなくて…

かねちん

それなら腰痛のプロのあつしさんに聞こう!

プロフィール

あつしさん

整体師歴13年。都内にて整骨院を経営。
普段から患者さんに対して、正しいイスの座り方についてもレクチャーしていて、処置だけではなく、腰痛の根本的な解決に努めている。

あつし

腰に負担が少ないイスを選ぶときのポイントは3つあります。

腰に負担の少ないイスを選ぶポイント
  • 座面にある程度の硬さがあること:お尻で上半身を支えるため
  • 背もたれの位置がやや突き出している:背中の位置を安定させるため
  • お尻がズルズル前に滑らない構造:姿勢が崩れるのを構造的に予防する

あつし

なんでこの3つがポイントなのか、説明していきます。

姿勢が崩れない、理想のイスは?

あつし

まずは座面の硬さの必要性から、詳しく説明していきますね!

ポイント1 座面にある程度の硬さがあること

イスの座面が柔らかいと、座面から上半身の体重分を押し返すことができません。

その結果、腰が疲れてしまい、姿勢が崩れてしまいます。

そうならないためには、座面がある程度硬くなくてはなりません。

座面が硬いほど、上半身の体重を押し返す力が大きく、正しい姿勢をキープしやすくなります。

あつし

座面が硬ければ、押し返される力が大きく、正しい姿勢のキープがラクになります!

 

ポイント2 背もたれの位置(やや突き出してる)

これは何となくイメージがつくと思います。

背もたれがないと、背中の位置を固定することができないため、腰が疲れてしまい、姿勢が悪くなってしまいます。

背もたれがあれば、背中の位置を固定できます。

あつし

背もたれがあれば、腰への負担が減るので、正しい姿勢をキープしやすいです!

 

ポイント3 お尻がズルズル前に滑らない構造

ポイント2で背もたれが必要と書きましたが、背もたれに寄りかかってしまうと、お尻がズルズルと前方に滑ってしまいます。

その結果、斜め座りになってしまい、腰への負担となります。

ここでのポイントは、背もたれに寄っかかっても、お尻が滑らないイスの構造です。

お尻が滑らないためには、イス前方に足を固定する台のようなものが付いていたり、座面自体がやや傾斜している構造が有効です。

このようなお尻の位置が固定できる構造である必要があります。

あつし

お尻が滑らない構造になっていれば、正しい姿勢をキープしやすいです!

 

腰に負担の少ない、おススメのイス5選

1位 アーユル・チェアー

メーカー
ayur-chair(アーユル・チェアー)
商品名
座イス&座面シートタイプ
価格
17,600円
送料
無料
保証
1年間
カラー
4種類
座面の硬さ
背もたれの位置
お尻の固定

アーユル・チェアーは雑誌やテレビ番組にも度々取り上げられています。

このイスは、日本人の骨盤にフィットして、正しい姿勢で座るために研究し、作られたイスになっています。

平成30年には(一財)日本健康医療学会から「健康医療アワード」を受賞しました。

近年ではオフィスの利用だけでなく、中学/高校/大学でも導入されていたり、学習塾でも導入されています。

キャスター付きのイスや、四本足のイス、イスに乗せるタイプや、あぐらタイプ等、色々なラインナップが揃っています。

この中でも、座面シートタイプは、既に自宅やオフィスで利用しているイスに装着が可能なので、持ち運びの観点からもおススメです。

 

座面の硬さは?

座面の硬さは、やや硬めの作りになっていますが、ずっと座っていても違和感なく座れます。
これは仕事に集中できる程度の柔らかさを保ちつつ、長時間イスに座ることを防ぐための硬さの間で、ちょうどバランスがとれています。

 

背もたれの位置は?

イスにお尻を深くして座ると、やや手前の位置に固定された背もたれが自然と背中を支えてくれます。
背もたれというよりは、腰あてのような感じです。
イスの構造上、上半身の体重を全て背もたれに預けることができないので、軽く腰を支えてくれるイメージです。
腰に負担がかからないため、集中力も継続しますし、比較的長く座ることも可能です。

 

お尻の位置は?

このイスの最も特徴的なのが、座面の構造で、ポイントが2つあります。
一つ目はイス前方(太もも)の位置が盛り上がっていてストッパーの役割を果たしてくれるため、仮に背もたれに寄っかかったとしても、お尻がズルズル前方にズレる心配がありません
もう一つのポイントは、座面の前方の中心を頂点とした山型となっているため、脚を組んだりできず自然と脚を開く体勢をとることができます。

 

 

2位 馬具マットプレミアムEX

メーカー
株式会社ドリーム
商品名
馬具マットプレミアムEX
価格
15,400円
送料
無料
保証
1年間
カラー
3種類
座面の硬さ
背もたれの位置
お尻の固定

この商品の最大の特徴は、”馬の鞍”をイメージして、整体師と馬具職人と家具職人が共同で研究・作成した商品です。

馬の鞍は平らで座りにくい馬の背中に対して、人間の丸いお尻を安定して乗せるためだけにできた鞍に乗ると、自然と姿勢が伸びて、正しい姿勢になるように作られています。

その鞍をイメージして、お尻の位置が固定しつつ、座りやすい構造で、背中ではなく”腰”にフィットする腰もたれがあるので、自然と正しい姿勢を取ることができます

そしてこの商品も普段使っているイスの上に設置が可能で、持ち運びも簡単です!

 

座面の硬さは?

座面の硬さは二層構造であるため、柔らかめに作られています。
お尻もフィットする構造に作られているため、正しい姿勢で仕事に集中することができます。
ただし長時間座り続けると、2層構造がやや薄いため、フレームのプラスチック樹脂の硬さが気になる場合もあります。

 

背もたれの位置は?

背もたれの位置がちょうど腰の位置にあるので、腰を後ろから支えてくれます
それだけではなく、左右で腰を包み込む立体形状となっているため、非常にラクに正しい姿勢を保つことができます。
ただしあまりにも大きな力が背もたれに加わると、材質が樹脂であるため、背もたれが前後に動いてしまうという口コミもあります。

 

お尻の位置は?

このイスも座面の構造について、先ほどと同様にポイントが2つあります。
一つ目はイス前方(太もも)の位置が盛り上がっていてストッパーの役割を果たしてくれるため、仮に背もたれに寄っかかったとしても、お尻がズルズル前方にズレる心配がありません
また座面の中央に穴が開いており、お尻の位置を固定することができます。
もう一つのポイントは、先ほどと同様に、座面の前方の中心を頂点とした山型となっているため、脚を組んだりできず自然と脚を開く体勢をとることができます。

 

 

3位 姿整快適クッション

メーカー
株式会社ドリーム
商品名
姿整快適クッション
価格
6,930円
送料
無料
保証
1年間
カラー
1種類のみ
座面の硬さ
背もたれの位置
お尻の固定

この商品の最大の特徴は、クッションに座るだけで、クッションの適度な前傾斜が背骨の正しいカーブを維持し、理想的な姿勢を自然に作ってくれることです。

ただしいくら理想的な姿勢を作ってくれるとは言え、背もたれがないため、気を抜くと姿勢が崩れてしまいます。

またクッションがやや硬く、傾斜もあるため、長時間座り続けるのは疲れてしまうかもしれません。

しかしこの商品も普段使っているイスの上に設置が可能で、持ち運びも簡単です!

また特に猫背の方から好評意見が多いのが特徴です。

 

座面の硬さは?

座面にはウレタンを使用しており、硬くもなく柔らかくもない、ちょうど良い硬さです。
しかし前傾斜が付いているため、長時間座っていると、やや硬く感じるという意見もあります。
ただクッションの構造からお尻の先端を包み込む仕様になっているため、長時間座ることでのお尻の痛みは生じません。

 

背もたれの位置は?
このクッションに背もたれはありません
ただクッションが前傾斜であり、座ると自然に姿勢が良くなるため、背中が前後に動くことがありません
その短時間なら背もたれが不要なくらい、正しい姿勢をキープできます。
ただし長時間座り続けると、腰が疲れてしまい、背もたれに寄っかかってしまう可能性があるため、こまめに立ち上がることが必要です。

 

お尻の位置は?

このイスの中央には、お尻がスッポリとはまる窪みがあるため、お尻の位置を固定できます。
ただしクッション自体に傾斜が付いていて、長時間座っていると、ズボンやストッキング等の滑る素材を着ている場合お尻が前方に滑ってしまうという意見もあります。
しかしこの傾斜があるからこそ、自然と姿勢と正しい姿勢をキープできます。
そのため両脚を広げて、両かかとをきちんと地面に着けておく必要があります。

 

 

4位 お医者さんの円座クッション

メーカー
株式会社アルファックス
商品名
お医者さんの円座クッション
価格
5,500円
送料
無料
保証
1年間
カラー
1種類のみ
座面の硬さ
背もたれの位置
お尻の固定

この商品には低反発のウレタンフォームが使用されていて、しっかりと体の重心をとらえ、骨盤のかたちに合わせてウレタンが変形します。

そして中心部に開いている穴に向かって深く座り込むことで、背筋が自然と伸びるような設計になっています。

椅子に置くタイプのクッションは座る位置の調整が難しいことがあるが、この円座クッションは座るだけでしっかり安定します。

そして、このクッションは背もたれにかけて腰に当てることもできて、腰がしっかりと支えられてます。

クッションにはファスナーがついていて、カバーを取り外し、洗濯することもできます。

クッションが柔らかいため、オフィスにおけるデスクワークだけでなく、痔持ちの方や、出産後のお母さま方からも人気な商品でう。

 

座面の硬さは?

低反発のクッションで、そこまで固めではないのですが、復元力が強いです。
安価な低反発クッションは、一度凹むとへなってしまったり、復元に時間がかかります。
しかしこの商品については、長時間座っていても、立ち上がって1分もしないうちに元のカタチに戻ります。
座面の硬さは低反発のクッションでできているため、程よい弾力のある柔らかさです。

 

背もたれの位置は?
このクッションには背もたれがありません。
しかしクッションに深く座り込むことで、骨盤部分が穴にはまり、背筋部分を伸ばしストレッチを働きかけてくれるので、ラクに正しい姿勢を保つことができます。
ただし背もたれがない分、長時間座っていると、背中の位置が不安定となり、姿勢が崩れてしまう可能性があります。

 

お尻の位置は?

このイスの最大の特徴である低反発のクッションによって、一人ひとりで異なるお尻の形や力の加わり方に合わせてくれるため、お尻の位置は完全にフィットします。
ただし脚を広げて座らないと、ストッパーがないため、ズルズルとお尻の位置が動いてしまう可能性があります。
しかしクッションによってお尻がフィットしているため、イスの背もたれに強く寄りかからない限りは、ズレることはありません。

 

 

5位 ソルボ楽らくコンフォートマット

メーカー
三進興行株式会社
商品名
ソルボ楽らくコンフォートマット
価格
10,780円
送料
770円
保証
1年間
カラー
3種類
座面の硬さ
背もたれの位置
お尻の固定

この商品は「ソルボ」という吸収素材を使ったパッドで、お尻に加わる力をあらゆる方向に分散してくれるため、疲れを緩和してくれます。

どちらかと言うと、お尻への負担軽減に特化した商品です。

また高弾性・高クッション性を発揮し体感性を高め、通気性にも優れています。

「ソルボ」とは人間の筋肉のような衝撃に対して素早く変形し、ゆったりと復元して衝撃を吸収し、圧力も分散してくれる特性をもった特殊な衝撃吸収素材です。

力の分散だけでなく、衝撃緩和の強みを持っているため、長距離運転するドライバイーにも重宝されています。

座面の硬さは?

このクッションは高弾性・高クッションを用いていて、柔らかすぎず硬すぎちょうど良い感覚です。
ゆっくりと身体を支えますが、沈み込む感じではなくマット面が身体にしっくりとなじみます。
ただしクッション性のあるイスの座面上では十分な座り心地を時間できますが、硬い座面上では、クッションが薄いため座り心地が良くないという口コミもあります。
しかしこの商品については、お尻に働く力を分散してくれるため、比較的長い時間、座り続けることは可能です。

 

背もたれの位置は?
このクッションには背もたれがありません。
またお尻への負担軽減に特化しており、自然に正しい姿勢になる構造にもなっていません。

 

お尻の位置は?

ソルボのクッションによって、お尻への力の加わり方が分散されるため、疲れることなくお尻の位置をフィットさせることができます。
また裏側の滑り止めによって、クッション自体の滑りも防止してくれます。
しかしお尻自体の滑りを止めてくれるストッパーがないため、両脚を広げて、両かかとを地面に着けていないと、自然と姿勢が崩れてしまう可能性もあります。

 

まとめ

普段のデスクワークでは長時間、イスに座っています。

イスに長時間座ることは腰痛持ちの方や座っていて腰が疲れる方、猫背の方にとっては、腰への負担が大きいです。

まずは正しい姿勢でイスに座れているのか、確認が必要です。

いざ正しい姿勢でイスに座ろうと思ってみると、とても腰が疲れてしまいます

そんなときは、少しでも腰への負担を減らすために、腰をサポートしてくれすクッションを試してみることをおススメします。

クッションを選ぶときは、以下の3点に注目してみると、自分がどこまで必要なのかをイメージしやすいと思います。

ただし注意しておいて欲しいのは、いくら腰をサポートしてくれるクッションをイスに取り付けたとしても、長時間座り続けることはおススメできません

30分に一回(難しい場合は1時間に一回)を目安として、短時間でも良いので、お手洗いに行ったり、水を飲みに行ったり、コピー用紙を取りに行ったり等、立ち上がる動作を心掛けてください。

腰に負担の少ないイスを選ぶポイント
  • 座面にある程度の硬さがあること:お尻で上半身を支えるため
  • 背もたれの位置がやや突き出している:背中の位置を安定させるため
  • お尻がズルズル前に滑らない構造:姿勢が崩れるのを構造的に予防する

この記事を書いたライター

かねちん

みんなの日々の生活基盤を支えている、都市土木の仕事をしています。

サラリーマンをしながら株式投資や不動産等の資産形成の勉強もしています。

趣味は旅と自然とあんこで、あんこも大好きで、ファン歴は25年です!

世界で一番お気に入りの場所は長野で、過去に4年間生活し、現在でも年間10回は遊びに行っています。

約10年間、犬と一緒に暮らしていて、たくさんの飼い主さんと情報交換をしています!

最近は久しぶりにドッグランへ遊びに行って、思いっきり遊びました!

 

様々な角度からの情報を集約し、”これさえ見れば全て分かるし、調べる時間も省けて、時間を効率的に使える”ような記事を目指しています!

 

 

この記事に関連するラベル

ページトップへ