ちく
どうも、ロハリブのちくです。今回はマイナンバーカードの作り方等について説明していきますよ!
★この記事を見て分かること★
・マイナンバーカードについて
・マイナンバーカードと通知カードの違い
・マイナンバーカードの作り方
・マイナンバーカードの受け取り方
・マイナンバーカードのメリット、デメリット
・マイナンバーカード紛失時の対処法
・マイナンバーカードに関するQ&A
この記事を見てくれた人が少しでもマイナンバーカードについての疑問を解消していただければ幸いです。
今回はマイナンバーカードについて詳しいこちらの方に話を聞いてきました!
たくや
お久しぶりです、ちくさん。今日はどうしたんですか?
ちく
たくや久しぶり!今日はマイナンバーカードの作り方について聞こうと思って。実は会社の後輩が身分証明書がほしくてマイナンバーカードを作りたいって相談されたんだけど、俺も作った時のことあんまり覚えてなくてさ。
たくや
いいですよ。まずはマイナンバーカードについて簡単にまとめたものをお見せします。
※当日は紙で見せてもらいましたが、画質等の関係上、後日データでもらったものを載せています。
ちく
そんなの持ち歩いてんの?(笑)てかマイナンバーカードって役所に行かなくても作れるんだね。もっと詳しく教えてよ!
たくや
最近ちくさん以外にも聞かれることが多くて...会社の資料持ち出すのも気が引けるので、こういうのを持ち歩いてるんです。分かりました、僕でよければ説明します。
以下では、現役市役所職員のたくやがマイナンバーカードについて説明してくれます。
このページの目次
たくや
マイナンバーカードとは、平成28年1月より交付が開始された無料で作れるプラスチック製のICチップ付きカードです。
参考元:総務省HP
カードのおもて面には本人の顔写真と氏名・住所・生年月日・性別・電子証明書の有効期限・セキュリティコード・サインパネル領域(新しい情報を記載する場所)・臓器提供意思表示欄が記載されているので、本人確認のための身分証明書として利用できます。
また、カードの裏面にはマイナンバーが記載されているので、税・社会保障・災害対策の法令で定められた手続きを行う際の番号確認に利用できます。
たくや
免許証と同様にマイナンバーカードにも期限があります。
マイナンバーカードの有効期間は、発行の日から10回目の誕生日まで、また署名用電子証明書及び利用者証明書の有効期間は、発行の日から5回目の誕生日までです。
ただし、20歳未満の方のマイナンバーカードの有効期間については、容姿の変動が大きいことから、顔写真を考慮して5回目の誕生日となります。
たくや
まぁ交付が平成28年の1月からなので、まだどなたも期限が切れる心配は要りません。
ちく
本当だ、マイナンバーカードって有効期限ってあるんだね。
たくや
ちくさん発行するとき全然話を聞いてなかったんですね。(笑)
たくや
いえ、マイナンバーカードは申請してから届くまでに約1カ月ぐらいかかります。
現状、マイナンバーカードの即日発行等、すぐに作れるシステムは存在しません。
故に、どうしてもマイナンバーカードが必要な場合は、前もって申請しておかなければなりません。
しかし、申請するまでの時間や申請後マイナンバーカードを受け取る時間の短縮はできます。
以下では、そのような方法も紹介していますので、是非最後までご覧ください。
たくや
通知カードとマイナンバーカードの違いを簡単にですが、まとめてみました。
ちく
こう見ると、通知カードとマイナンバーカードって全然違うな。
そうなんです。
通知カードとはマイナンバーを確認するものであって、基本的には何かに使うものではありません。
しかし、マイナンバーカードは身分証として使用できたり、コンビニで住民票等を取得できるといった通知カードと比べ利用価値が高いカードです。
しかも、初めてマイナンバーカードを作る方は無料で作れます。
さらに2020年の9月から2021年の3月末までの期間、政府がマイナンバーカードを持っている方が自らが指定したキャッシュレス決済でチャージまたはお買い物をすると、その金額の25%(上限5,000円分)ポイントもしくは残高として還元される「マイナポイント」という政策が始まります!
ちく
じゃあ尚更マイナンバーカードは持っていた方がいいということだね。
たくや
そういうことです。
まず、マイナンバーカードを作るには「通知カード」と「個人番号カード交付申請書」(下図)が必要です。
参考元:総務省HP
こちらの2つは住民票が登録されていれば既にセットで送付されているものです。
住民票が登録済みでまだ届いていない場合は、住んでいる市区町村へ問い合わせる必要があります。
なお新生児や、海外から転入してきた方の通知カードについては、住民票が登録されてから、3週間程度で基本的には届きます。
・通知カードを紛失した場合
通知カードを紛失した場合には、お住まいの市区町村窓口にて再交付手続きを行う必要があります。
再交付手続きには警察署または交番にて発行される受理番号(警察や交番にて遺失物届の手続きを行った際に付与される番号)の控えが必要なので必ず準備していきましょう。
また、上記の対応は必要なのですが、窓口に行くなら通知カードを再交付せず、代わりにマイナンバーカードの発行もしてもらえます。
その際は直近6カ月以内に撮影した、正面、無帽、無背景の証明用顔写真1枚が必要です。(役所で撮ってもらえる可能性もありますが、用意していった方が無難です。)
・個人番号カード交付申請書を紛失した場合
個人番号カード交付申請書を紛失した場合もまた、お住まいの市区町村窓口にて再発行手続きを行う必要があります。ですので、その流れでマイナンバーカードの発行もしてもらうと良いでしょう。上記と同様に証明写真は用意していきましょう。
しかし、通知カードを持っていて、マイナンバーが分かる場合は地方公共団体情報システム機構のHPから「手書き交付申請書」をダウンロードして代用しても問題ありません。
ちく
とりあえず役所に直接行けばマイナンバーカードの発行手続きはできるっていうことだね。
たくや
そうですね。しかし役所は平日しかやっていませんし、待ち時間もあります。以下では直接役所に行かなくてもマイナンバーカードの発行手続きができる方法を紹介します。
まず、一番手っ取り早くておススメなのがこの方法です。
始めに、個人番号カードのオンライン申請サイトにアクセスし、画面に従って進めていきます。
その際、個人番号カード交付申請書記載の申請書ID(半角数字23桁)・メール連絡用氏名・メールアドレスを入力します。
スマートフォンの場合個人番号カード交付申請書の表面のQRコード(下図の青丸)を読み取ると申請書IDが入力された状態から始まります。
入力が終われば、メールが届きますので、そのメール内のURLから顔写真の登録を行います。
顔写真の注意点は下図になります。顔写真は事前に用意してもいいですし、操作中に撮影することもできます。
参考元:マイナンバーカード総合サイト
また、顔写真に関しては上図に加えて以下の制限もあるため、用意する前に確認しておいて下さい。
・ファイル形式:jpeg
・ファイルサイズ:20KB~7MB
・ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル
後は生年月日等その他必要事項を画面に従って入力していけば申請完了です。
申請が終われば、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届くはずですので、必ず確認してください。
続いて紹介するのが、街中でよく見かける証明写真機を使った申請です。
証明写真機のタッチパネルから「個人番号カード申請」を選択し、撮影用のお金を入れて、個人番号カード交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざします。
その後、画面の案内にしたがって、必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信します。
最後に申請確認書が出てきますので、それを受け取って申請完了になります。
対応する証明写真機には下図のようにうさぎのキャラクターを見かけると思います。
ちく
今の証明写真機は写真を撮るだけじゃないんだね。
たくや
そうですね。この方法はお金こそかかりますが(700円ぐらい)、写真のアップロードも要らず、この機械だけで申請ができるため、携帯やパソコンより簡単に申請ができます。あまりパソコンが得意でないという方はこちらの方法がおススメですね。
もちろん個人番号カード交付申請書を郵送しても申請することができます。
ただ、この方法は準備物もあり、また記入等の手間もかかるため、家に証明写真がたまたまあったとしてもあまりおススメはしません。
手順は交付申請書内の必要事項の記入と証明写真の貼り付けを行い、交付申請書に同封されている送付用封筒に入れて郵送する流れになります。
送付用封筒をなくされた方は、こちらから封筒材料をダウンロードできます。
一点注意してほしいところは、署名用電子証明書や利用者証明用電子証明書の欄にある四角を塗りつぶさないことです。
塗りつぶしてしまうと、電子証明書を利用できなくなり、e-Taxやマイナポータル等の利用ができなくなります。
たくや
以上、3つが直接役所に行かずにマイナンバーカードを申請する方法です。続いては申請後のマイナンバーカードの受け取り方を説明していきます。
申請が完了し、マイナンバーカードの交付準備が調ったら、交付通知書がはがきで送られてきます。
参考元:総務省HP
交付通知書はその時の役所の忙しさにもよりますが、早くて3週間、遅い場合は半年かかった例もあるみたいです。(恐らく導入直後の話ですので、現在は約1カ月ぐらいと考えてもらえればいいかと思います。)
交付通知書には、交付期限と交付場所が記載されていますので、必ず確認し、それを守るようにしましょう。
受け取りの際は以下のものを持っていく必要があります。
参考元:マイナンバーカード総合サイト
もし、交付通知書を紛失してしまっても、本人確認書類と健康保険証等の名前と住所の記載があるもの、通知カードの3点があれば、恐らく対応してもらえます。紛失された際は、一度マイナンバーカード交付所まで連絡してみて下さい。
また、ここが重要なのですが、受取人は原則本人でなければなりません。
この例外として、本人が病気、身体の障害その他のやむを得ない状況で、交付場所に行けない場合のみ、代理人にカードの受け取りを委任できます。
代理人が代わりにマイナンバーカードを受け取る際は、少し持っていくものが異なりますので、下図を参考にしてください。
ここで大事なのが、通勤通学等で平日休めないため、交付所に行けないという理由はやむを得ない状況に当てはまらず、上図の丸枠の書類も提出できないことから認められていないため注意しましょう。
しかし、一部の役所では、本人限定受取の書留郵便でマイナンバーカードを郵送してもらえたり、事前に予約して休日に交付所で受け取ることができるところもありますので、もし平日に行くのが厳しければ、交付場所に問い合わせてみるといいでしょう。
交付所では、本人確認と暗証番号の設定ぐらいしかすることはありません。
ただ、手続等に時間がかかるため、所要時間は大体20分程度です。
故に、もし受け取り日時を予約できるのであれば、必ず予約をしていきましょう!
たくや
予約していけば待ち時間もそこまでなくスムーズに受け取ることができますよ。
マイナンバーカードを受け取る際、下図のような袋のケースも一緒にもらえます。
参考元:内閣府HP
お気づきでしょうか?図の右下のカードの裏面図においてQRコードが全く隠れていないことに。
ちなみにこのQRコードを読み込めば、マイナンバーが表示されるため、ケースでマイナンバーを隠している意味がなくなります。
ちく
本当だ、このケースじゃもしQRコードを読まれたらマイナンバーがばれてしまうね。
たくや
現状マイナンバーがばれたぐらいでそれを悪用される可能性はそこまで高くないですし、QRコードなら大丈夫なんじゃないかと思う方もいると思いますが、少なからずリスクはあります。
実際、個人情報保護委員会はQRコードでも個人情報が流出するおそれがあることを発表しています。
たくや
市役所職員の中にもこのことを知らない人がいるぐらい認知度は低いですが、悪人はそういう抜け道こそ狙ってくるため、対策しておくことをおススメします。最近ではスキミング被害(クレジット カード等の磁気情報を盗み取ること)も増えてきているため、スキミング防止のカードケースに入れておくと安心ですね。
たくや
上でも少し触れましたが、通知カードと違い、マイナンバーカードを持つと多くのメリットがあります。
今まで顔写真付きの身分証明書として代表的だったのが運転免許証ですが、運転をほぼしない人にとっての運転免許証はお金と時間がかかる身分証明書だったと思います。
しかし、マイナンバーカードが無料でその役割を果たしてくれるので、もう運転をする必要がない方はわざわざお金と時間をかけて運転免許証を取りに行かなくて済みます。
また、マイナンバーカードは既に運転免許証を返納した高齢者の方や運転免許証を持てない若い方の身分証にもなるため、身分証に困っている全ての人にマイナンバーカードはおススメです。
銀行等の口座開設での本人確認書類としてもマイナンバーカードは使えますが、電子証明機能を使えば、オンラインバンキング等を使ったオンライン取引ができるようになります。
ただし、この機能を使うには現状ICカードリーダー/ライターが必要なので、上記を行いたい方は準備しておきましょう。
生活する中で、稀に住民票や印鑑証明書が必要になる場面もあるかと思います。
本来であれば、平日の役所がやっている時間に直接行ってそれらを発行してもらわないといけなかったのですが、マイナンバーカードがあれば、朝から晩まで、また土日祝日でもコンビニ等のマルチコピー機で発行することができます。
参考元:マイナンバーカード総合サイト
発行する際は、マイナンバーカードと発行時に決めた暗証番号、あと手数料が必要です。(手数料は実際に役所で支払う値段とほぼ同額です。)
最近ではコロナの影響で税務署にわざわざ行きたくないという需要が増しているように思います。
そこで、マイナンバーカードとICカードリーダー/ライターがあれば、e-Taxを使った確定申告が可能となり、わざわざ平日に税務署に行かなくても、しかも素早く確定申告を終わらせることができます。
確定申告はほとんどの個人事業者や自営業者にとって事業とは関係のない作業を強いられるので、できるだけ簡便であるに越したことはないです。
さらに、今まで郵送で確定申告を済ませていた方も2020年度の確定申告から、電子申告でないと十分に青色申告の控除を受け取れなくなるため、今のうちから電子申告にシフトしていた方が得策かと思います。
参考元:弥生会計
マイナポータルとは、2017年11月から政府によって運営されている、子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できるオンラインサービスのことです。
このサービスを使えば確定申告の結果等、行政側が保管している自分自身の情報も確認できます。
また、マイナポータルの最大の使いどころは、「保育施設等の利用申込み」や「妊娠の届け出」といった妊娠や出産、子育てや介護等の生活に深く関わるカテゴリーに関する申請をオンラインで簡単にすることができます。
妊娠や子育て、介護といったことで忙しかったり、動きにくい状況にある方にとっては嬉しいサービスかと思います。
そして、このサービスを利用するにはマイナンバーカードとICカードリーダー/ライターを使ってアカウントを作り、ログインする必要があるわけです。
ちく
さっきからICカードリーダー/ライターが必要って言ってるけど本当にそれがないとできないの?
たくや
いや、最近はNFC(かざして通信できる)スマートフォンを使えば、その代替はできます。しかし、確定申告等は依然パソコンで作業している方が多いため、ICカードリーダー/ライターを紹介しています。
上記のメリットの他にも、2020年の9月から始まるマイナポイント制度や、2021年の3月からマイナンバーカードが健康保険証の代わりになる予定もあります。
マイナポイントについては以下の記事で説明しているので、詳しくはこちらチェックして見て下さい!
また、引越しや死亡の手続きや法人設立の手続き他がマイナンバーカードによりワンストップ化できる予定です。
参考元:内閣府HP
たくや
今までは免許証さえあればマイナンバーカードは要らない時代でしたが、これからはマイナンバーカードが第一に必要な時代になってくる気配があります。
ちく
こんなにメリットがあるんだからデメリットも当然あるんだよね?
たくや
いや、主だったデメリットはないですよ。強いて挙げるとすればこの2つぐらいですかね。
・マイナンバーカードを発行するために一度は役所等に行かなければならない
・紛失した際の被害が大きい
一つ目は持つというか持つ前での問題ですね。
確かに受け取る際は、郵送してもらうことができない場合は交付所に行かなければいけませんし、恐らくそれは平日になるでしょう。
故に、今までは免許証があるため別に作らなくても良しとする方も多かったと思いますが、先で挙げたようにマイナンバーカードでできることがこれからどんどん増えてくることが予想されます。
そのため、平日に行かないといけないとはいえ、今のうちから徐々に準備しておくのがやはり良いと言わざるを得ません。
2つ目は、マイナンバーカードでできることが増えるとさらに深刻になる問題です。
最近では、マイナンバーカードの利用が民間の金融サービスにも広がっているため、なりすましによる口座開設や名義の悪用等の詐欺被害にあう可能性も出てきています。
しかし、これはマイナンバーカードに限ったことではないため、それ相応の対応をとれば問題はありません。
ちく
もしマイナンバーカードを失くしたらどうしたらいいの?
たくや
失くしたことが発覚したら直ぐに以下の手順で対応してください。
まずやるべきことは、他人に自分のマイナンバーカードを悪用されないようにすることです。
そのためには、個人番号コールセンターもしくはマイナンバー総合フリーダイヤルへ連絡してマイナンバーカードの機能をすぐに停止してもらう必要があります。
コールセンターは24時間年中無休で受け付けいますので、紛失が発覚したら直ぐに連絡しましょう。
・個人番号カードコールセンター(全国共通ナビダイヤル):0570-783-578
・マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178
※両者共マイナンバーカード(個人番号カード)の紛失・盗難によるマイナンバーカードの一時利用停止については、24時間、365日対応可
次にやることは、警察署に遺失届を出すことです。
これを出さずに役所の窓口に行っても追い返されるだけになります。
また、遺失届を出した際は必ず受理番号を控えるようにしましょう。
※火災などで焼失した場合は消防署または役所から罹災(りさい)証明書を入手しておきましょう。
対応①②を終えてようやく市区町村窓口に行って再発行の手続きをしてもらえます。
再発行に必要なものは以下になります。
・通知カード紛失届(窓口にて記入)
・通知カード再交付申請書(窓口にて記入)
・受理番号
※顔写真付きの身分証明書がない場合は、市区町村によって対応が異なりますので、事前に問い合わせておくといいでしょう。
また、その際本人の意思でマイナンバーを変えることはできません。
ただ、マイナンバーを悪用される恐れのある等の事情がある場合には、市区町村の判断で変更する可能性はあります。
マイナンバーカードは申請後、約1カ月ぐらいで再発行されます。
再発行時もまた、受取時には本人が役所に行かなければならず、その際は以下が必要になります。
・顔写真付きの身分証明書
・再発行手数料1,000円(電子証明書機能不要の場合は800円)
ちく
マイナンバーカードに関して分からないことは今のうちに聞いとかないとな。
たくや
A.いいえ、マイナンバーカードの申請に期限はありません。いつでも申請できます。
マイナンバーカード自体に有効期限はありますが、マイナンバーカードの申請に期限はなく、いつでも申請できます。
しかし、これからマイナポイントの導入等を控えているため、申請はできるだけ早いうちに済ませえおくと受け取りに時間がかからないと思います。
たくや
A.はい、マイナンバーカードは出生届を出し、住民票ができた時点で申請可能です。
マイナンバーカードは住民票がある人なら赤ちゃんでも申請可能です。
しかし、15歳未満および成年被後見人の方は、保護者が法定代理人として申請します。
申請方法、はほとんど成人の人と同じで、法定代理人欄を記入等するぐらいです。
ただ、受け取る際の持ち物は変わり、以下になります。また、マイナンバーカード申請者と法定代理人が一緒に受け取りに行く必要があります。
・交付通知書(はがき)
・ご本人の本人確認書類
・代理人の本人確認書類
・戸籍謄本その他法定代理人権を証明する書類(本籍地が市区町村の区域内である場合は不要)
・通知カード
・住民基本台帳カード(持っている方のみ)
たくや
申請者が乳幼児の場合は、健康保険証と乳幼児医療証をお持ちください。
15歳未満のマイナンバーカードには電子証明書機能を付与することができません。また、20歳未満の方は成長期で顔が変わりやすいため、マイナンバーカードの有効期限が10年ではなく5年になります。
申請をパソコンやスマートフォンで行う際は法定代理人と同じメールアドレスでも申請可能です。ただし、申請に不備があった場合の連絡先は同じメールアドレスになるため、その点は注意して下さい。
たくや
A.以下の方法で撮影してもらえるといいと思います。
・布団等の上に寝かせて頂き、撮影する方法
(注)シーツ布地は白など、柄がないもので。また、撮影の際は正面を向いていることが必要です。
・どなたかが抱いて頂き、撮影する方法
(注)白い布をかぶって乳児を抱いて撮影する等抱いている方ができるだけ写らないようにする。(トリミング範囲なら可)
なお、うまく撮影できない等お困りの場合はコールセンターに問い合わせるか、お住まいの市区町村の窓口までご相談されると良いでしょう。
・個人番号カードコールセンター(全国共通ナビダイヤル):0570-783-578
全日8時30分~20時00分
・マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178
平日:9時30分~20時00分
土日祝9時30分~17時30分
※両者共年末年始 12月29日~1月3日を除く。また、マイナンバーカード(個人番号カード)の紛失・盗難によるマイナンバーカードの一時利用停止については、24時間、365日対応可
たくや
A.引越しや結婚等により、住所、氏名に変更があった場合は、14日以内に市区町村に届け出て、カードの記載内容を変更する必要があります。(カード表面の追記欄に変更内容を記載するだけなので、対応は即日です。)
届出を行う際の持ち物は以下になります。
・マイナンバーカード
・本人確認書類(本人がいる場合のみ)
(注)法定代理人が手続きを行う場合は、さらに以下が必要です。
・法定代理人の本人確認書類
・法定代理人の代理権を証明する書類(戸籍謄本等)←本人も同行の場合
・委任状←本人がいない場合
本人が同行していない場合は、申請が当日に完了せず、後日文書が郵送され、住所等を変更する本人への手続きが行われます。
たくや
A.下記のいずれかの対応を行えば使用可能です。
・住んでいる市区町村に電話、または来庁して、申請書IDを伝える
・交付申請書の表面の氏名欄に理由を記載して、交付申請書を送付する
・個人番号カードコールセンターに電話して、申請書IDを伝える(電話番号はQ3の説明を参照)
各市区町村の窓口で、マイナンバーカードの交付時にご事情を確認される場合もあります。
たくや
どうでしたか?ちゃんと会社の後輩に説明できそうですかね?
ちく
そうだね。説明もすごく分かりやすくて頭にすっと入ってきたから大丈夫じゃないかな。何なら俺が分からないこともいっぱいあって勉強にもなったよ。今日はありがとうね。
たくや
いえいえ、それなら良かったです。とりあえず今回伝えたかったことは
・マイナンバーカードは通知カードに比べ、色々なメリットがある。
・申請方法は役所に行かずとも簡単にできる。
・受け取りは基本的に交付所に行かなければいけないので注意する。
・即日交付できるわけではないので、前もって申請する。
・今後様々なサービスがマイナンバーカードを通して提供される。
です。
マイナンバーカードは持っていて損のないカードなので、是非作ることをおススメします。
この記事を見て下さったマイナンバーカードをお持ちでない皆さんも、今後必要になる可能性が高いので、様々なサービスが導入されてマイナンバーカード申請ラッシュに飲まれる前にちゃちゃっと申請しちゃいましょう!
食品メーカーの開発者兼フードアナリスト。
東京に染まってしまった関西人(笑)
幣サイトの運営を行う傍ら飲食店の覆面調査や記事執筆等を行い、食に関する情報を発信している。
また、食以外の分野も興味のあるものは自分で試したり、詳しい人に聞いたりして徹底的に調べる特性を持つ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。