ゆうし
車中泊ってどんな感じなんだろう。
ゆうし
快適に眠れるのかな?
寒くないのかな?
背中とか痛くないのかな?
車中泊をするうえで一番気になるのが、きちんと眠れるかという不安。
寒くないか、暑くないか、不安は尽きません。
もしも車中泊をしてみて、よく眠れなかった場合、余計に疲れてしまって、翌日のコンディションは最悪です。
翌日のアクティビティを全く満喫できなくなってしまう可能性もあります。
そうならないために、3つのポイントを説明します。
【ポイント1】車中泊をする際には、どのような悩みがあるのか。
【ポイント2】車中泊をする際には、どのような注意点があるのか。
【ポイント3】車中泊をする際には、最低限どんなアイテムが必要なのか。
この3点について、車中泊歴10年のプロにインタビューしました。
車中泊するにも、夏と冬では気を付けるべき点が全く違います。
夏なら暑さ対策、冬なら寒さ対策が必要です。
夏の暑さの方が、複数の要因が絡まっており、対策が難しいです。
そのため、夏と冬では必要となってくるアイテムも違ってきます。
そこでリョウさんにインタビューした内容を、車中泊をする時期や目的に分類しながら紹介していきます。
車中泊での注意点を予め知っておくと、必要なアイテムが分かってきます。
初めにその注意点についてまとめておきます。
リョウ
車中泊が快適にできると、普段は体験できないシチュエーションに出会ったり、大切な思い出をつくることもできます!
漁港で車中泊した朝、目が覚めたら窓の向こうが最高だった時の。
— -ボス-今村 雅德@鉢音ちゃんねる (@boss_mantarow)January 21, 2020
車中泊は楽しい。
車好きやし、キャンプ好きやから車泊って最高なんよな。pic.twitter.com/B6LJ5LQn5w
家族で車中泊最高です
— flying texan (@FlyingTexan)October 6, 2019
私も、子供が小さい頃に東北等長期の車中泊旅しました
残念ながら、6人家族のため親父のベットは運転席でした
でも、家族の楽しい思い出になりました
これからも、思いで作りたくさんしてくださいね
このページの目次
ゆうし
今年の長期連休に、家族と車中泊も交えながら地方を巡りたいと思っているんだけど、車中泊の経験があまりないから不安で。。
リョウ
どういうところが不安なの?
ゆうし
車中泊でちゃんと眠れるかどうかと、どんなアイテムが必要なのか漠然としていること、かな。
リョウ
なるほど。それなら車中泊での注意点やよくある悩みを理解しておけば、大丈夫。
リョウ
ちなみに予定しているのは冬?夏?
ゆうし
今のところは夏かな!
リョウ
実は車中泊は寒い冬よりも、暑い夏の方が悩みが多いから、特に注意が必要だよ!
ゆうし
え!?なんで?
リョウ
詳しく説明するね!
リョウ
初めにイメージのしやすい、冬の注意点から。
リョウ
基本的には”寒さ”対策をすれば、快適に過ごせますが、以下の注意が必要です。
リョウ
寒いとは言え、暖房のつけっ放しは危険です!
暖房をつけるておくために、一晩中エンジンをつけっ放しにすることで危険が生じる可能性があります。
例えばエンジンをつけたまま、何かの拍子にアクセルを踏んでしまうことがあるかもしれません。
そうなるとエンジンの回転の熱で発火して車が炎上してしまう可能性もあります。
このような危険性があるので、車で寝る時には暖房(エンジン)をきっておく必要があります。
寝袋やマット等を用意しておけば、快適に寒さを凌ぐことができます。
リョウ
こちらが最も大切な注意点です!冷気は車の横と下からやってくるんです!
車中泊をする際は、暖かい寝具を用意すると思いますが、それでけでは対策が不十分です。
車は鉄の塊なので、寝ていると全方向から冷気が伝わってきますが、特に床と窓際からの冷気がもの凄いです。
寝具の下にマットを敷き、窓にもシートやカーテンを貼ることで、冷気を防ぐことができます。
また、もしも窓にシートやカーテンを貼らないと、結露ができやすくなります。
結露を放っておくと、湿気が高いので、カビ発生の原因となったり、体調や気分が悪くなるなったりもするため、注意が必要です。
リョウ
ここからは雪の中での車中泊についての注意点です。
リョウ
先ほどの同様のことを言いましたが、雪の中でのエンジンのつけっ放しは命の危険があります
雪の中で暖房をつけっ放しにするため、エンジンをつけっ放しにしておくと、マフラーが塞がれてしまうことがあります。
そうなると排気ガスが車の中に溜まって一酸化中毒死してしまう危険性があります。
実際に死亡事故の例も多々ありますので、エンジンのつけっ放しは絶対にやめてください。
リョウ
こちらは寒冷地では常識ですので、注意が必要です!
サイドブレーキを引いたまま駐車して朝起きてみると、凍ってしまって動かないなんてことがあります。
これはサイドブレーキワイヤーにこびりついた雪が凍って、びくとも動かなくなるためです。
気付かずに車を発進させてしまうと、ブレーキを引きずりながら発進したり、その場でタイヤを空転させてスタックさせてしまいます。
寒い地域では平らな場所に駐車して、ギアをパーキングにしてサイドブレーキをあげたままにしましょう。
リョウ
上でいくつか注意点を述べましたが、寒さ対策が共通ワードになります。
リョウ
ここからは寒さ対策の必需品について、注意点を踏まえながら紹介します。
暖かく寝るためには、身体からの熱を外へ逃がさないことが重要です。
布団で寝るのもいいですが、寝袋の方が熱を閉じ込められるため、快適に眠ることができます。
窓からの冷気を防ぐためには、車内の全ての窓に”蓋”をする必要があります。
カーテンを設置しようにも、車内にレールをかけなくてはなりません。
ガムテープ等で布を張り付けてもいいのですが、ノリがこびり付いてしまう可能性もあります。
吸盤タイプなら、気にせず利用することができます!
床からの冷気を防ぐためには、寝袋の下にマットを敷く必要があります。
またマットを敷くことで、シートの凹凸や隙間を解消してくれて、背中に違和感なく、フラットな状態で眠ることができます。
車中泊を快適に過ごすためには、快適な睡眠が最も大切ですが、快適な睡眠のためにはマットが必要不可欠です!
車中泊をして朝を迎えると、窓の内側は結露で曇り、車の外側は雪がどっさり。
こんな時、布で結露を拭き、手や脚で雪かきするのには限界があります。
でも雪かき用の道具と、結露取りワイパーがあれば、出発までの準備が簡単にできます。
意外と重要なのがランプです。
車中泊をするときに、街灯などが近くにあれば良いですが、基本的には周囲が真っ暗なケースがほとんどです。
車内灯をつけてしまうと、車のバッテリーがあがってしまう可能性もあります。
バッテリーがあがってしまうと、エンジンすらかからず、絶体絶命です。
そうならないためにも、ヘッドライトやランタンなどがあると便利です!
リョウ
以外と過酷な環境なのが夏です。暑さは逃げられません。
リョウ
しかも窓を開けておくと、
虫が車内に入ってきたり、防犯に注意も必要です。
冬と同様に、車内での冷房のつけっ放しには注意が必要です。
冷房をつけるためにエンジンをつけたままで、何かの拍子にアクセルを踏んでしまうと、エンジンの回転の熱で発火して車が炎上してしまう可能性もあります。
このような危険性があるので、車で寝る時には冷房(エンジン)をきっておく必要があります。
意外と注意が必要なのが、夏の明け方の冷えです。
冬で紹介したように、床や窓からの冷気に注意が必要です。
夏でも寝具の下にマットを敷したり、窓にもシートやカーテンを貼ることで、冷気を防ぐことができます。
夏の車中泊が冬よりも過酷な理由は、ここにあります。
冬の寒さは、厚着や寝具で防げますが、夏の暑さは難敵です。
熱中症の約4割は夜間に発症すると言われています。
これは「気分不快」「だるさ」「めまい」「意識消失の立ちくらみ」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」「手足のしびれ」などの症状を、睡眠中は自覚できないためです。
また熱中症を発症してしまう主要因としては、①気温が高く、②湿度が多く、③風が少ないという環境があります。
夜は日が沈み気温は下がりますが、昼間に鉄の塊である車に蓄えられた熱が残っているため、室温を高くしてしまいます。
また虫が入ってくるからと言って、窓を閉めてしまうと、風も入ってきません。
このため車中泊は一歩間違えれば、とても過酷な環境となります。
同時に、寝ている間は汗で大量の水分を必要としますが、こまめな水分補給を怠ると、脱水症状に陥る可能性もあります。
ポータブル扇風機を付け、こまめな水分補給が必要です。
暑さから窓を開け、風を車内に取り込む必要がありますが、防犯面を注意しておく必要があります。
窓を開けすぎて寝ていると、気付かぬうちに犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
窓は開けすぎず、ポータブル扇風機で対応しましょう。
また日よけ用のサンシェードやブラインドシェードを窓に設置しておくことで、車内の様子が外から分からず、防犯対策に寄与します。
熱中症に気づきにくい夜間は、扇風機を付けて体温を下げる必要があります。
一般的な家庭にある扇風機ですと、サイズが大きく、車内に置くスペースがありません。
また電源を必要とし、車の電源を使用してしまうと、バッテリーがあがってしまう可能性もあります。
電池式のポータブル扇風機であれば、スペースも電源の心配もなく、快適な環境を創出できます。
熱中症や脱水症状を防止するためには、窓を少し開けておく必要があります。
しかし夏に窓を開けてしまうと、蚊などの虫が車内に入り込んでしまいます。
蚊は特に羽音が気になってしまうので、寝ることができません。
その結果、翌日のコンディションが悪くなってしまい、十分楽しめなくなってしまう可能性もあります。
夏の車中泊を快適に過ごすためにも、防虫ネットがおススメです。
車のトランクに被せるタイプや、窓に被せるタイプと様々です。
装着方法はマグネットなので、車へののり等の汚れの付着も気になりません。
窓からの冷気を防ぐためには、車内の全ての窓に”蓋”をする必要があります。
ブラインドシェードを窓に張り付ければ、冷気を遮断することができます。
吸盤タイプなので、テープのり等のこびりつきの心配もありません。
また冷気対策だけではなく、車内の様子をが伺えないため、防犯対策にもなります。
こちらも冬同様ですが、床からの冷気を防ぐためには、寝袋の下にマットを敷く必要があります。
またマットを敷くことで、シートの凹凸や隙間を解消してくれて、背中に違和感なく、フラットな状態で眠ることができるため、快適な睡眠のためにはマットが必要不可欠です!
夏も冬も車中泊を快適に過ごすために注意するべきなのは、寒さ対策と、シートの快適さです。
窓には冷気を防ぐブラインドシェードを貼りつけ、寝るときは下にマットを敷くだけで、不快な思いをせず、快適に眠ることができます。
また冬は寝袋等で暖かさを確保することで、快適な車中泊を過ごせます。
夏も防虫ネットやポータブル扇風機などのアイテムを利用することで、快適に過ごすことができます。
みんなの日々の生活基盤を支えている、都市土木の仕事をしています。
サラリーマンをしながら株式投資や不動産等の資産形成の勉強もしています。
趣味は旅と自然とあんこで、あんこも大好きで、ファン歴は25年です!
世界で一番お気に入りの場所は長野で、過去に4年間生活し、現在でも年間10回は遊びに行っています。
約10年間、犬と一緒に暮らしていて、たくさんの飼い主さんと情報交換をしています!
最近は久しぶりにドッグランへ遊びに行って、思いっきり遊びました!
様々な角度からの情報を集約し、”これさえ見れば全て分かるし、調べる時間も省けて、時間を効率的に使える”ような記事を目指しています!