【初めての登山/ハイキング】登山用品は安い?

記事更新日: 2019/11/16

ライター: かねちん

かねちん

今度、友達に日帰りのハイキングに誘われたんだ!

 

いいな!でも登山用品持ってるの?

かねちん

もってないよ。

 

登山用品って揃えると高くない?

かねちん

実はレンタルもできるし、そこは問題ないよ!

 

登山アイテムって、一体いくらかかるの!?

登山をやってみたいものの、ウェアやら靴やら、揃えるのにお金がかかりますよね。

「もしかしたら、この1回だけで、山に行かなくなるかもしれない」のに、装備を揃えるって、結構、気が引けますよね。

 

先に結論!

登山用品の詳細については下部で紹介しますが、これら全て購入しようとすると、約10万円から約15万円かかってしまいます。

「試しに登山を始めたい」という方にとっては躊躇していしまう値段ですよね。。。

しかしレンタルをすれば、約1万円で済ませることができます!

 

この記事では、以下の2点について紹介します。

・実際にどんな登山用品が必要なのか。

・どのくらいの費用が登山用品には必要になるのか。

 

近年は登山ブーム!

皆さんは山に登ったことはありますか?

登るといっても、本格的なものから、ハイキング程度のものまで、様々です。

近年では、山がテーマの漫画や映画等で取り上げていたり、富士山が世界遺産に登録されたこともあって、登山ブームがきており、

比較的若い世代も登山を経験しているのではないでしょうか。

 

 

「え!私は経験したことないけど、登山をするのって、ほんの一部の人だけでしょ!?」

かねちん

そんなことはありません!

少し古いデータですが、平成28年度に総務省統計局が発表したデータによると、

日本人の1割が登山を経験しているということです!

それもそのはず。

山には沢山の魅力があります!

・空気がキレイ

・山頂からの景色が最高

・山頂で食べるご飯が最高

・いい運動になる

・頭の整理ができる 

・気持ちよく挨拶ができる 

・帰りの温泉が最高

 

かねちん

登山経験のある友人や職場の先輩、親御さんから、山登りに誘われることも、今後あるかもしてません!

必要な装備とは

まずは三種の神器について紹介します。

例えば登山経験がほとんどない、もしくは初めての方でも、これだけは揃えておかなければなりません。

普段慣れない、山歩きは非常に体力を消耗しますし、足首の捻挫等、ケガをしてしまう可能性もあります。

また、天気の急変等で、気温が急激に低下してしまい、体温が奪われてしまう可能性もあります。

そうならないためにも、三種の神器は必須となります。

かねちん

三種の神器とは、登山靴、ザック(バックパック)、レインウェアになります。

 

①登山靴(トレッキングシューズ)

やはり登山では、沢山歩きます。

また急斜面や滑りやすい箇所もあります。

そんな中を、重い荷物を抱えて歩きます。普段より何倍もの疲労が襲い掛かります。

それらの負担を緩和するためにも、登山靴は必要です。

また、これと併せて、生地の厚めの靴下を履くことで、さらに疲労を低減することができます。

登山靴の特徴

・ソール(靴の底)が固く山道でも歩きやすく疲れづらいこと。

ゴアテックス(「防水、透湿性」に優れた素材)を使用しているて、雨にも強いこと。

・滑りにくい靴底となっていること。

 

②ザック

普段使いのリュックサックでも良いのですが、沢山の荷物を詰め込んで登る場合、

必然的に重さによる疲労と、物理的に詰め込むことができません。

ザックを買ってしまえば、旅行の際にも利用することができます。

ザックの特徴

長時間背負っても疲れにくい様に作られています。

・ザックにも大きさがありますが、1000M級の低山登山トレッキング、ハイキングでは、

20リットルの ザックで十分です。

・参考までに富士山も荷物が多くなるので40リットル前後のザックがベストです。

 

③レインウェア(上下)

「山の天気は変わりやすい」という言葉がある通り、いつ天気が悪化するか分かりません。

また登山の最中には体温が上昇し、沢山の汗をかきます。

しかし山頂の気温は低く、汗が冷えてしまい、体温が奪われてしまいます。

そういった場合に備えて、防寒具としての役割も担う、レインウェアが必要となります。

このレインウェア、日常生活の中でも、冬の寒い日等でも効果を発揮します。

レインウェアの特徴

・雨を防ぎつつも汗(蒸気)を逃す「透湿性」に優れた素材を使用していること。

・体から出た蒸気を逃がすことによってレインウェア内部が汗だくのずぶ濡れになることを防ぐことができる。

 

その他の必需品について、紹介します。

こちらについても、万が一に備えて、備えておくべきものですが、気軽に揃えることがきます。

④食糧(余分に)

お昼ご飯の分も含めて、クッキー等のお菓子、カロリーメイト等の栄養食もあると安心です。

また、登山では多量の汗をかくため、塩分補給のための飴等もおススメです。

万が一、道に迷ったりしてしまって、予定よりも長くの時間を要したときのためにも、

余分に食糧があれば安心できます。

 

⑤水分

山登りでは、水分補給が欠かせません!

ペットボトルや水筒を持っていく必要があります。

一般的な指標として、1.5リットルから2.5リットルが必要と言われています。

ネットでは、1.5リットルという意見が多いです。

多めに持っていくことに越したことはありませんが、その分、ザックが重くなってしまい、疲労も増します。

「どうしても重いのはイヤ!」という方。

例えば、登山の途中で、水を補給できる場所(水場)があたったり、山小屋で少し割高ではありますが、購入することも可能です。

なので最低限の水は持って行って、プラスを現地で調達することも可能です。

しかし、現地を訪れてみると、水場が枯れてしまっているという可能性もあるので、注意が必要です。

 

⑥タオル

登山の最中は大量の汗をかきますので、タオルが必要です。

 

⑦山の地図

登る山の地図のことで、標高や等高線、コースが記載されています。

事前に、どのコースを通るかや、分岐点の確認等、遭難を防止するためには絶対必要です。

万が一、道に迷ったとしても、地図を見れば、コースが修正できます。

また、各コースに、どの程度の時間を要するのかも記載されているので、ペース配分もできます。

ちなみに山の地図は書店で1000円程度で購入できます。

 

⑧帽子とグローブ 

特に夏場にかけては、日差しが強いです。

標高が高くなればなるほど、日差しが強くなります。

その際に注意したいのが、熱中症です。

水分補給も欠かせませんが、帽子を被って、頭に直接、日差しを受けないことも必要です。

また登山の際は、手を使って登る/下ることも多いです。

岩や木の根、鎖を握って、登る/下る箇所もあるためです。

素手ですと、ケガをしてしまう可能性もあるため、グローブをおススメします。

 

⑨ファーストエイドキット

万が一、擦り傷を負った場合に備えて、消毒液やバンソウコウ等があると、応急処置ができます。

 

⑩ヘッドライト

万が一、道に迷ってしまい、登山中に日暮れを迎えてしまうと、真っ暗になってしまい、道も分かりません。

ヘッドライトは懐中電灯と違って、両手も塞がりません。

 

⑪お財布・携帯電話・保険証・筆記用具

日常生活でも携行しているものなので、持っていかないという選択肢はないと思いますが、必要です。

・お財布

お金を持っていかない方はいないとは思いますが、山頂で急きょ、水を買うことになったり、山小屋に一泊することになったりする可能性もあります。

・携帯電話

携帯については、山頂でも電波が入ることが多いです。

どうやらドコモ回線ですと、繋がりやすいようです。

・保険証

万が一、ケガをして病院に行く場合に備えて、必要となります。

・筆記用具

これが意外と盲点です。

山に登る際、登山届を提出するのが一般的です。

その際に、登山届と提出用のポストはあるけれど、ペンがない場合があります。

「ペンがないからいいや!」と思って省略してしまうと、

これが命取りになってしまうこともあります。

遭難してしまった際、どのコースを進んでいるのか等、捜索を効率的にするために欠かせないものなのです。

そのためにも、筆記用具は持っていきましょう。ペン一本でも構いません。

かねちん

筆記用具も忘れずに!

 

その他あると便利なものとして、ストックがあります。

⑫ストック(トレッキングポール)

山登りで膝に負担がかかるのが、下りです。

「膝が笑う」という表現もありますが、下りは膝にもの凄い負担が掛かります。

そのため、ストックをおススメします。

ストック(トレッキングポール)があれば、荷重を脚だけでなく、ストックの方にも分散することができ、負担が減ります。

また、下りだけではなく、ぬかるんだ道や水場等、滑りやすいときにも安心です。

 

全て揃えるにはお金がかかる?


 

ここまで山登りでの装備品について、紹介してきましたが、

”これ全てを揃えるのに、一体いくらかかるの!?”という方も多いかと思います。

ここが登山を始める方にとって、最初にネックになることなのではないでしょうか。

山用の道具は性能あ品質が良いものが多いため、全て揃えようとすると、約10万円から約15万円ぐらいかかります。

ただし価格帯はピンキリです。

 

「え、そんなにかかるの!?」

「山登りが自分に合わなかったら、二度と使わなそうだし、もったいないし;」

かねちん

でも、安心してください!

そんなときにレンタルがあります!

 

登山用品レンタルとは

登山のレンタルでは、登山の際に必要になる登山用品を、一泊二日のプランと二泊三日のプランで貸し出してくれます。

7点セット(ザック、レインウェア、登山靴、ヘッドライト、トレッキングポール、スパッツ、防寒具)だと、

1万円前後でレンタルすることができます。

またレンタル商品は郵送で届きます。

ショップにもよりますが、実際に登山する日(着る日)の3日前までに到着します。

 

万が一の不安も大丈夫です!

①サイズ変更

 

「サイズが違ったらどうしよう」

かねちん

3日前に届くタイプの場合、サイズ変更が可能なものもあります!

②キャンセル料金

 

せっかくレンタルしても、急に天候が変わって中止する場合、キャンセル料金かかるの?

かねちん

実際に登山する日(着る日)の前日までにキャンセルの連絡をしておけば、

一部負担もしくは全額で料金が返却されます。

③支払い方法

 

支払い方法は?

かねちん

③支払い方法はほとんどのショップにおいてクレジットカードが利用可能です。

一部では銀行振込や代金引換も可能です。

 

レンタルサービス内容の比較!

下の表で、価格やサービス内容を比較しました。簡単に各ショップの特徴を紹介します。

【やまどうぐレンタル屋】

日本初の登山道具宅配レンタルサービスとして名高いです。

2014年からサービスを開始した「富士山五合目で返却OK!」が人気で、

富士登山を楽しんだあと身軽なまま帰宅できる画期的なサービスです。

セットだけでなく、単品でもレンタルができます。

1万円以上のレンタルで、送料も無料です。

支払い方法も豊富です!

【そらのした】

登山だけでなく、フェスやキャンプ向けのサービスもあります。

またキッズセットや、初心者富士登山用セット等、特化したセットもあります。

【Mt.石井スポーツ】

石井スポーツグループが運営する登山レンタル専門のものです。

今回比較した5社の中では最も安く、サイズ変更や郵送等のサービスも優れています!

セットメニューの種類が多く、が充実しています。

ビギナー向けのセットや富士登山者向けのセットなど、あなたの登山スタイルに合わせて選ぶことができます。

単品レンタルも可能です。

【KOBE OUTDOOR】

神戸に拠点を置く登山レンタル専門店です。

登山の日数や、スタイルに応じた登山用品セットが充実しています。

しかも送料が無料で、サイズ変更も無料で、直前予約も可能です!

【La Mont】

「気軽に」「楽しく」「安全に」コンセプトにした富士登山専門のレンタルショップ。

吉田口五合目の山小屋「富士山みはらし」を提携しているため、受取・返却が可能です。

富士山に登る際には、登山口までの荷物がものすごく軽くなります!

 

まとめ

山に登ると、心も体も浄化されますし、頂上からの景色は本当に絶景です!!

でも、万が一に備えての山登りのための装備は欠かせません。

この装備を揃えるのにどれだけかかるのか、イメージが湧かず、躊躇してしまう方も多いかもしれません。

でも、それ、もったいないです!

ひとつ覚えてほしいのは、レンタルという方法もあるということです。

レンタルなら一万円程度で登山用具を揃えられます!

事前の備えさえあれば、人生で味わったことのない感動や達成感を得られるはずです!

それでみなさん、お気をつけて、行ってらっしゃい!

この記事を書いたライター

かねちん

みんなの日々の生活基盤を支えている、都市土木の仕事をしています。

サラリーマンをしながら株式投資や不動産等の資産形成の勉強もしています。

趣味は旅と自然とあんこで、あんこも大好きで、ファン歴は25年です!

世界で一番お気に入りの場所は長野で、過去に4年間生活し、現在でも年間10回は遊びに行っています。

約10年間、犬と一緒に暮らしていて、たくさんの飼い主さんと情報交換をしています!

最近は久しぶりにドッグランへ遊びに行って、思いっきり遊びました!

 

様々な角度からの情報を集約し、”これさえ見れば全て分かるし、調べる時間も省けて、時間を効率的に使える”ような記事を目指しています!

 

 

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