皆さんは、美味しいあんこを食べてみたい!と思った経験はありませんか。
しかし”どんなあんこが美味しいのか”、”どう美味しいのか”が分からない方も多いのではないでしょうか。
ここでは自分の好みに合う、美味しいあんこを見つめるため、その切り口を紹介していきます。
高級老舗店のあんこって、とても美味しいし、万人受けします。
しかし「もっとリーズナブルで、自分の好みに合う、もっと美味しいあんこ商品があるかもしれない。」と思ったとき、どういう点に着目して、探せば良いのでしょうか。
この記事では、そのために知っておくべき知識と、ポイントについて紹介します。
あんこは本当にバリエーションが豊富です。
あんこと言っても原材料や製造法によって、様々な種類や呼び方があります。
ここではこれらの種類について紹介し、詳しく知ってもらうことで、「違い」や自分の好みを見つけるヒントとします。
また、違いが分かっても、どれを選んだら良いか分からない方に向けて、組み合わせを例にしながら、どんなあんこがおススメなのか紹介します。
一般的に思い浮かぶのが、小豆あんです。
ほとんどの和菓子で使われています。
小豆あんの別名であり、赤いんげん豆等の赤色の豆を使用しているあんのことを示します。
白いんげん豆等の白白の豆を使用しているあんこのことを示します。
こしあんが一般的で、まんじゅうの皮等にも使用されます。
様々な和菓子のベース材料となっているので、和菓子の基本材料とも言えます。
青えんどうを用いたあんのことを示します。
青えんどうはうぐいす豆とも言われます。
小豆をなるべく皮を破らないように裏ごしなどをせず、豆の形を残したあんです。
小豆を潰すものの豆の皮は取り除かないもの。
小豆をつぶし、布等で裏ごしをして、豆の皮を取り除いたもの。
つぶしあんや、こしあんに、煮て漬けた大納言小豆を加えたもの。
本来の小倉あんは、煮崩れしにくい大納言種と小さい普通小豆の粒あんをまぜたものを言います。
これだけあんこの素材やこし方で沢山の組み合わせがあるのに、各お店で味も違ってきます。
つまり無数にあって、選びきれないのではないでしょうか。
ここで伝えたいのは、あんこ選びの際のポイントです。
あんこ選びのポイントは、「〇〇なあんこ」と、あんこと贈る相手の好みを掛け合わせることです。
掛け合わせとは、あんこと、いただくときの飲み物(コーヒーや紅茶等)だったり、食感や、素材の味等です。
ただの甘いあんこと捉えず、お店のホームページに記載されている、あんこの特徴を見ると、ヒントが書かれています。
例えば、さっぱりとした後味なのか、甘味を十分に味わう商品なのか。
食感、その商品の素材へのこだわり等も含みます。
これらを見て、こんな掛け合わせなら気に入ってくれるのではないかと、考えてみてください。
イメージが湧きにくいと思うので、いくつか紹介します。
贈る相手がコーヒー好きなら「ぎんざ空也 空いろ」がおススメです。
銀座に本店がありますが、出張の際に嬉しい、東京駅や品川駅、渋谷駅にもお店があります。
またネットでも注文することができます!
このお店、和菓子だけでなく、「そらいろ」というドリップコーヒーも作っていることもあり、
コーヒーに合う上品な、ほどよい甘さで、一口サイズで食べやすいです!
どら焼きのパン生地はしっとりしていて、魅力がギュッと詰まっています。
その他にも、コーヒーや紅茶に「入れる」あんこもあって、新しい感覚のコーヒーや紅茶を楽しめます。
(ぎんざ空也HPより引用)
紅茶が好きな方には wagashi asobiのドライフルーツ羊羹(ようかん)がオススメです。
羊羹は濃厚なのにみずみずしくてさっぱりしていて癖が少ないため、紅茶と羊羹がお互いに味を引き立ててくれます。
紅茶と合わせれば、あんこの程よい甘さと、ドライフルーツの香り、紅茶自体の味と香りを楽しむことができます。
こちらは羊羹を作る際にラム酒を使っており、素材へのこだわりがあります。
北海道産小豆の上質なあんと、沖縄県西表産の黒糖とラム酒で炊き上げた、香り高くあっさりとした甘さの羊羹に、
ドライフルーツの苺と無花果、胡桃がゴロゴロと入っている商品です。
(wagashi asobi HPより引用)
甘いのが苦手な人にあんこ?と思うかもしれませんが、 甘いのが苦手な人にはこのあんこがマッチします。
甘いのが苦手な人って、甘すぎたり、甘さが口の中に残り続けるのがダメなんですが、
ほんの一瞬だけ甘みを感じる程度なので、抵抗なく食べられると思います。
甘さ控えめで、後味がスッキリしています。とてもみずみずしい食感でもあります。
(仙太郎HPより引用)
日本酒に合うあんこはこちら!
「えっ!お酒に甘いおつまみ!?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実はあんこと日本酒の相性は抜群に良いです!
こちらはミニサイズのアンパンなのですが、アンパンの原料には日本酒の酵母を含む酒種が使われていて、その風味は似ています。
そのために、両者の持っている香りが同調してくれます。
また、あんこだけだと少し甘ったるくなりそうですが、
日本酒の酸味が加わることで、程よいアクセントになります!
食感としては、外側のパンがしっとりしていて、あんこの甘さとマッチしています。
一口サイズで袋に詰められているため、おつまみには最高です。
(木村屋HPより引用)
これまではあんことの組合せで紹介してきました。
ここではストレートに、あんこが好き!と分かっている方に贈る、オススメのあんこです。
大正2年創業の老舗でとても有名ではありますが、うさぎやのどら焼きは、パンもあんこも最上級です。
パンもゴワゴワしていなくて、しっとりしているので、100%で味を堪能できます
あんこも上品な味わいで、ほどよい甘さで、あんがとてもきめ細かいです。
これぞtheどら焼きです!
(うさぎやHPより引用)
美味しいあんこを食べたいと思ったとき、以下の視点から考えると、「美味しい」をより明確化できます。
① あんこの材料やこし方等の”細かいこだわり”を考えることで、より自分の好みで美味しいを明確化できる。
② あんこだけでなく、あんこと一緒にいただく飲み物の組み合わせからも、こだわりを見つけてみる。
このような視点を参考にして、自分の好みに合う美味しいあんこを見つけてみてはいかがでしょうか。
みんなの日々の生活基盤を支えている、都市土木の仕事をしています。
サラリーマンをしながら株式投資や不動産等の資産形成の勉強もしています。
趣味は旅と自然とあんこで、あんこも大好きで、ファン歴は25年です!
世界で一番お気に入りの場所は長野で、過去に4年間生活し、現在でも年間10回は遊びに行っています。
約10年間、犬と一緒に暮らしていて、たくさんの飼い主さんと情報交換をしています!
最近は久しぶりにドッグランへ遊びに行って、思いっきり遊びました!
様々な角度からの情報を集約し、”これさえ見れば全て分かるし、調べる時間も省けて、時間を効率的に使える”ような記事を目指しています!