去年の夏に財布とカギを失くしました...(泣)
ちく
自力で忘れ物をしなくするなんてもう無理...
ども、ロハリブのちくです。
今回は、忘れ物をしがちな方には目からうろこであろうアイテム「スマートタグ」の紹介をしていきます!
スマートタグさえあれば、大切なものを失くすことはまずなくなります!
そんなスマートタグの中でもちくが厳選した5つのスマートタグをランキング形式で紹介していきます。
是非自分に合ったスマートタグを見つけて、忘れ物0の生活にしていきましょう!
このページの目次
スマートタグ(忘れ物防止タグ)とは、スマホやタブレットのBluetooth機能と連携させることで、紛失物の捜索をサポートしてくれる小型のIoT家電です。
家電と言っても重くて10 g程度で、財布や鍵にも負担なくつけることができます。
また、比較的安価ということもあり、最近では貴重品にスマートタグを付ける人が増加。
様々なデザインやスマホ等と連動した新たな機能も登場し、今後さらに話題を集めるであろうアイテムが「スマートタグ」なのです。
スマートタグのメイン機能の1つで、ほとんどのスマートタグに備わっています。
家の中等の音が聞こえる範囲内で使える機能で、もし家で物を失くしてもこの機能を使えば1発で見つけることができます。
接続距離(スマホ等とスマートタグとの距離)については個体差があるため、自分が日常的に物を探す範囲によってアイテム選びをする必要があります。
ちく
忘れ物を家に取りに帰った時にこの機能があるとすぐ見つけられそうですね!
先ほどとは逆で、スマートタグを使ってスマホ等の音を鳴らし、スマホ等を見つけることもできます。
この機能は、スマホがマナーモードでも音を鳴らすことができるため、もし普段マナーモードにしていても心配要りません。
ちく
これでスマホを失くしても、他の人に電話してもらう等のご迷惑をかけずに済みますね。
スマートタグによっては、離れていた荷物が接近したときに教えてくれるものもあります。
空港のターンテーブルで荷物を待っている際に、荷物にスマートタグを付けておくと、荷物が出てきたときにスマホ等に通知がいきます。
他にも物を探している際に探し物に接近すると教えてくれるため、便利な機能と言えます。
スマホ等とスマートタグは通常Bluetoothで接続された状態なのですが、この接続が切れるとスマホ等に通知がいく機能を持つアイテムもあります。(これを通称忘れ物防止アラートと言います。)
この機能により、物を落としたり、置き忘れたりしても短時間で気づくことができます。
正直スマートタグが持つ機能の中で1番必要な機能と言っても過言ではないでしょう!
この機能があれば、失くした物を見つけられるだけでなく、そもそも物を失くさなくなるのではないでしょうか。
ちく
この機能をどれだけ待ちわびたことか...
落としたことに気づいても、どこに落としたかが分からなければ探すのに時間がかかってしまいます。
そのため、スマートタグにはスマホ等のGPS機能を利用して、最後にBluetoothの接続が切れた位置を専用アプリ内のマップで確認することができるものもあります。
精度はそこまで高くはないのですが、今まで当てもなく探していたことを考えればありがたい機能と言えます。
ちく
最近ではペットやお子様の迷子防止にも利用されているみたい。
1つのスマートタグの位置情報を何人かで共有することもできる機能もあります。
この機能があれば、車の鍵など何人かが使うものを探す際に、スマートタグと接続しているスマホ等を持つ人であれば誰でも探すことができます。
自宅に忘れたものを家族に探してもらうというようなシチュエーション等で力を発揮します。
スマートタグによっては位置情報を共有する機能を持っています。
もう少し説明すると、自分と同じスマートタグを持つユーザーが自分のスマートタグに接近すると、自分のスマートタグの位置情報がそのユーザーとクラウド上で共有され、自分のスマホ等に位置情報が伝わるという機能です。
例を挙げるとすれば、ちくのスマートタグ付きリュックを電車に置き忘れたとします。
リュックは電車に置き忘れたので、仮に電車に置き忘れたことに気が付いても、リュックの位置は時間が経つにつれてちくから離れていきますよね?
普通なら、スマートタグとスマホ等の接続範囲を超えてしまった時点で、位置が移動しているリュック場所を特定することは難しいのですが、もし他の自分と同じメーカーのスマートタグを利用者がちくのリュックに接近した場合、接続範囲を超えていたとしてもちくにリュックの位置情報が伝わるという仕組みです。
この機能は、ユーザーが多ければ多いほど威力を発揮するため、特に都心に住んでいる方には嬉しい機能ですね。
本来のスマートタグの機能以外にもスマートタグについたボタンを押すだけでスマホ等のカメラのシャッターを押せたり、音楽プレーヤーの再生・停止ができるスマートタグもあります。
特にカメラのシャッターを押せる機能は、インスタユーザーには嬉しい機能ではないでしょうか。
やはり僕はこの機能がスマートタグを選ぶ上で1番重要であると思います。
忘れ物ないし落し物は、忘れてからの時間が短ければ短いほど見つかる確率は高いので、早く気づくためにもこの機能は必須と言えるでしょう。
スマートタグはできれば一生使いたいものですよね。
そうなると大事になってくるのが、スマートタグを継続して使えるのかどうかです!
ポイントとしては、電池がどれだけもつのかと電池が交換できるかです。
特に電池が交換できるかどうかは重要で、できなければメーカーに問い合わせて新品と定価より安く交換してもらうか、新たに新品を買わなければいけません。
新しく買ってまたスマートタグを設定し直すのも面倒なので、できれば電池交換できるものをおススメします。
物を探す際にスマートタグを鳴らして探す方法は有効な手段です。
しかし、特に屋外で物を探す際、音量が小さいと見つかりにくいと思います。
アイテムごとの差は正直あまりありませんが、音量は大きいに越したことはないので、できれば大きいアイテムがいいですね。
スマートタグの形状は長方形や円形、用途もキーホルダータイプやプレートタイプなど様々です。
大事なのは、自分が何に使用し、そのためにはどういう形状のものが適しているかを考えることです。
キーケース等キーホルダーを付けられるならキーホルダータイプが良いですし、カードケース等の厚さを薄くしたいならプレートタイプが適しています。
また、最近はオシャレなアイテムも増えているので、収納するのではなくあえて見せるつけ方もありだと思います。
大きさも色々あるので、自分に合ったスマートタグを選びましょう!
ちなみにちくはこのようにスマートタグを使っています。
スマートタグで差が大きいのがこの接続距離です。
具体的には10~100 mぐらい差があり、この距離の差によって紛失扱いにされる距離が変わってきます。
普段から肌身離さずスマホ等と一緒に持ち歩く財布等の貴重品に付けるのであれば、短い方が良いと思いますが、お子様など迷子防止で用いる際はできるだけ長い距離の方が良いですよね。
また、短すぎると些細なことで通知が来るため、用途に応じて選ぶことが肝要です!
一応今回僕が選んだスマートタグはコスパを重視したためそこまで差はありませんが、それでも数千円の差はあります。
ただ、何年も使うことを考えると本体の価格よりも電池が交換できるのかですとか、交換料金が安いのかを見た方が僕は良い気がしているのであまり価格だけで買うことはおススメしません。
もし外で物を失くした際、防水機能があると雨でも安心ですよね。
また、ペットなどに付ける際は水の中に入っちゃう可能性もあるので、完全防水の物をおススメします。
生活防水には「IPX4」以上、完全防水には「IPX5」以上の防水表記が記載されていますので、気にされる方は是非チェックしてみて下さい。
ちく
自分にあったスマートタグは選べそうですか?以下では、ちくのおススメスマートタグをランキング形式で紹介しています。是非ご参考に!
★スマートタグの評価基準★
・正確さ
誤作動なく、スマートタグが機能する正確さ(口コミ等で評価)
・音量
スマートタグから鳴るアラームの音量
・安さ
スマートタグの価格(安いほど評価は高い)
・接続範囲
スマートタグとスマートフォンが接続される最大距離の長さ(製品表示値等で評価)
・認知度
スマートタグの購入者の多さ等で評価
[他の機能紹介]
ちくが1番おススメするスマートタグはこの「Chipolo」です!
Chipoloはヨーロッパのスロベニアで作られており、以前テレビでも紹介されていたスマートタグです。(販売店はBlue Green Group 株式会社という国内の会社なので、カスタマー対応は日本語対応です。)
参考元:Chipolo公式
以前このサイトでも紹介していたChipoloは忘れ物防止アラート機能がなく、また電池交換できるかつ防水仕様のものはありませんでした。
しかし、2020年4月に発売された「Chipolo One」には上記の機能が全て備わり、弱点が無くなりました。
さらに、音量が以前より大きくなり、またSiriやGoogleアシスタントを使ってスマートタグを鳴らすことできるという他のスマートタグにはない機能も備わっています。
参考元:Chipolo公式
Chipoloは50個以上注文する場合、オリジナルのパッケージのChipoloを依頼することもできます。
参考元:Chipolo公式
ご興味のある方はコチラから発注ができます。
ちく
企業のプロモーショングッズとしても活用できます。
また、Chipoloはカードタイプもあります。(忘れ物防止アラート等、上記で紹介した機能の一部はこのスマートタグにはありません。スペック等の詳細はコチラから)
参考元:Chipolo公式
<Chipoloのデメリット>
・安い商品がない
Chipoloには何タイプか商品はありますが、安いタイプのものはありません。
ちく
ただ、基本的に安かろう、悪かろうなので、多少高くても使えるものを選ぶ方が良いと思います。
<Chipoloの口コミ>
・良い口コミ
両親のプレゼントに購入しました。使い方も簡単だし、色もカラフルで目立つのでいいと思います。
・悪い口コミ
同梱の取扱説明書だけでは設定方法や使用方法の説明が抜けていてわかりづらく、検索しても旧タイプの製品の設定方法や使用方法ばかり出てきてこのタイプの製品の設定等を探すのに少し苦労しましたが、製品自体は便利なものだと思います。
位置情報が常に許可しかないから携帯のバッテリーを食うのがやや難ですね…。
ちく
説明書は海外製品のため、分かりづらいかもしれませんが、基本的には公式のホームページを見れば分かると思います。何より性能に関しては文句の付け所がありません。
[他の機能紹介]
次に紹介するスマートタグは「tile」です。
tileはアメリカで開発され、全米ではトップシェアを誇っており、日本でもダントツで人気のあるスマートタグです。(230カ国以上で発売されています)
以前は電池交換ができない等デメリットがいくつかありましたが、そのあたりを今ではしっかり修正してきています。
tileの人気の理由はコストパフォーマンスの良さだと言えます。
tileは現在Tile Mate(上図左)、Mate 2020(上図中央)、Pro 2020(上図右)、カードタイプのSlim 2020、小型で張り付けタイプのSticker 2020が発売されています。(それぞれの機能詳細はコチラから)
参考元:tile公式
特にTile Mateは約2,000円という安さの割に機能が充実しているので、人気が高いです。
そのため、ユーザー数も多く、唯一と言っていいほど他の利用者を経由したスマートタグを見つける機能に期待ができますし、主要都市のタクシー約2万台がtileのアクセスポイントになっているので、失くした場所から離れてしまっても見つけられる可能性があります。
また、これから各家庭で一層使用されることが予想されるスマートスピーカーと既に連携させることもできます!
参考元:tile公式
tileはサポートも充実しています。
tileはClub Tileというサポートを用意しており、こちらに登録すると以下のサポートが受けられます。(登録無料)
参考元:tile公式
Club Tileに入会希望の方はコチラから登録できます。
また、公式では発売終了していますが、Amazon等ではTile SlimやTile Sportも安価でまだ購入できるので、そちらも検討することができます。
<tileのデメリット>
・忘れ物防止アラート機能がない
これが唯一tileの欠点であり、順位を下げた理由です。正確には機能がないのではなく、月額360円の「Tile Premium」というサブスクリプションサービスに登録すれば機能を付与することができます。(tileのアプリから登録できる)
参考元:tile公式
Tile Premiumに登録すると以下の機能が付与されます。
・スマートアラート
Tileをどこかに置き忘れても、離れるとスマホに通知が出る(忘れ物防止アラート)
・共有無制限
人数制限なく、Tileを共有できる。共有することで1つのTileを複数人で使う事ができる。
・ロケーション履歴
検知された場所のログが、過去30日間にさかのぼり確認できる。
・延長保証
通常1年保証だが、3年まで延長される。※電池交換不可モデル(Slim 2020、Sticker2020を除く)は対象外
ちく
Tile Premiumに登録すれば、正直機能面では1位だと思います。後はこの月額料金を受け入れるかどうかですね。30日間無料期間がありますので、一度試してみても良いと思います。
<tileの口コミ>
・良い口コミ
私には無くてはならない物です。車の鍵につけております。スマホ探し、鍵探しのどちらにも役立っています。以前は電池交換が出来ないものを使っていましたが、今は交換しながら使っています。
ワイヤレスイヤホンの充電ケースにステッカータイプのtileを貼っていました。ある日使おうと鞄をゴソゴソすると、丸ごと落としたことに気がつき…最後に検知された会社のビルまで行くと、探すマークが緑色に表示されて歓喜!ボタンをおすと、ビル管理室の落とし物コーナーから音が聞こえ、無事見つかりました。ロケーション履歴&鳴らせる機能両方があるtileを買ってよかったです涙。今のところアプリは問題なく動いています。複数使っているので、それぞれのtileの写真を自分で撮って設定出来るのがgood!
・悪い口コミ
財布をなくしtileを使い探し始めたが、3ヶ月前の所在地。 結局探しまくって自力で見つけた。 電池がないから機能しなかったのかと思えばボタンを押すとおとがなる。このボタンを押すと起動してありかがわかる。でもそれでは意味がない。そもそもアプリがプレミアムにしろといろんなボタンを押すというので、しなければ探せないのかと思い、課金する。 探すためには、課金しないと探せないような感じになる。アプリ見ればわかります。本当に探しにくい。
接続が切れたときに、スマホに通知が表示されないため、失くしたことにすら気づかないことが多々。 現状ほぼ無価値。 コレが機能追加されたら忽ち使えるものになると思います。
ちく
Club Tileの効果もあり、ここ数年で大分評判が良くなったように思います。しかし、Tile Premiumの忘れ物防止アラート機能の評判は悪いですね。今後に期待しましょう。
[他の機能紹介]
次に紹介するスマートタグは「Qrio Smart Tag」です。
Qrio Smart Tagはソニーの子会社であるQrio株式会社によって販売されている日本製のスマートタグです。
以前この記事内では、忘れ物防止アラート機能があり、また電池交換ができるスマートタグとして上位にランク付けをしていましたが、他のスマートタグの進化があり、この順位とさせていただきました。 ただ、音量や接続範囲等のスペックこそ他のスマートタグに比べると劣るところもありますが、機能面は優れているところも多いです。
特に、注目すべき点は、通知条件を詳細に設定できる点です。
Qrio Smart Tagでは、手元から離れたときに通知が来る(忘れ物防止アラート)だけでなく、紛失後の捜索中にタグと接近しスマホと再接続しても通知してくれます。
ちく
忘れ物の近くに行くと通知が来るので、より早く見つけることができます。
さらに、通知スケジュールも設定できるので、仕事中に通知を来なくさせることとかもできます。
また、Qrioの特徴と言えば、他のQrio製品と連携させることができるところです。
まずはQrio Lockというスマートフォンでカギの解施錠ができるIoTと連動させることができます。
Qrio Lockはカギとスマートフォンが近づくと自動でカギが開くというIoTですが、Qrio Smart Tagを使えば、スマートフォンが無くてもカギを開けることができます。(Qrio Keyの代わりになる。)
そのため、スマートフォンを持たせていないお子さんにもカギを開けることができます。
続いて、Qrio HubというIoTと連動させれば、お子さんの登校・帰宅時にLINEの通知がくるようにすることができます。
参考元:Qrio公式
ちく
共働きのご家庭にはうってつけかもしれません。
最後にQrio Smart Tagもまた、50個以上注文する場合、オリジナル印刷を入れることができます。(大ロット割もある。)
参考元:Qrio公式
ご興味のある方はコチラから
<Qrio Smart Tagのデメリット>
・防水仕様ではない
防水仕様でないため、雨の日に落とすと探せなくなる可能性が高いです。
・接続距離が短い
接続距離が最長でも20mほどなので、忘れ物防止アラートの力が発揮しやすい反面、通知が多くなりがちです。そのため肌身離さず持ち歩く貴重品やお子様に持たせておく分には良いですが、カバン等常に持ってはいない所持品への使用には向きません。
<Qrio Smart Tagの口コミ>
・良い口コミ
財布に付けています。黒の財布なので、ライムイエローが映えてかわいく、安心感もあるので気に入っています。タグのボタンでスマホを鳴らせる機能が、家の中でよくスマホを見失う私には便利です!
子供が帰ってきたときに、LINEに通知が来るというだけの商品なのですが、それだけなのにとても気分が良いです。 少しでも状況がわかるということが、不安を取り除いてくれているということなのでしょうか。不思議です。 ただお値段は少し高めかな、という印象を受けます。しかし、設定を一度するとLINEだけ使っていればよくなることが、類似品にはない、大きなアドバンテージだと思います。 4ヶ月使っていますが、いまのところ問題なく使えています。
ちく
Qrio Hubと連携させてお子さんの見守りに使用する場合は、基本的に探し物には使えなそうですが、見守り機能だけでも価値はありそうです。
・悪い口コミ
非常に便利で使わせてもらっていたのですが、常にgpsオンだと、バッテリーが切れてしまい、いざ紛失した時に探せないということが多々ありました。 紛失した場所は分からなくてもいいので、省エネモードを追加してもらえませんでしょうか? あと、体から離れた時に気が付きやすいアラームを鳴らす。等の設定もほしいです。お願いします。
低評価のレビューがあったので不安に思いながらも、類似品が見つからないので購入しました。結果、今のところ不具合なく使えています。(無線LANルーターとハブの距離は3〜4メートル程度(遮蔽物なし)、通知の頻度は長めに設定) しかし、マニュアルやホームページのよくある質問があまり充実していないので、夫婦二人ともでLINE通知を受け取れるようになるまで何度もサポートに連絡しました。サポートはメールでのやり取りなので、状況を正確に伝えることが難しく、苦労しました。まだ発売されて日もないので、徐々にマニュアルが充実されるといいなと思います。
ちく
現状Qrioへの問い合わせはメールのみなので、問題があった際のサポートが不十分な感はありますね。ただ、悪いレビューは発売当初のものなので、良い評価もありますし、機能が改善されているのではないでしょうか。確かにもっとマニュアルが充実してくるとなお良いですね。
[他の機能紹介]
次に紹介するスマートタグは「MAMORIO」です。
MAMORIOはMAMORIO株式会社(旧社名:株式会社落し物ドットコム)という日本のベンチャー企業が2014年頃制作したスマートタグです。 業界の中でも参入が早かったこともあって一気にシェアを伸ばし、日本製のスマートタグではトップシェアを誇っています。
MAMORIO株式会社には定番アイテムの「MAMORIO」に始まり、MAMORIOより薄くて軽い「MAMORIO S」やシールタイプの「MAMORIO FUDA」、円形で東京海上グループが提供する医療や介護等の相談を無料でのってくれるメディカルケアプランが付帯する高齢者向けの「Me-MAMORIO」と豊富なバリエーションのスマートタグがあります。
MAMORIOの一番の良さは、tileと同様に他のスマートタグに比べ、ユーザーが多いため他の利用者を経由したスマートタグを見つける機能に期待ができるところです。
ユーザーが多いとその分他のユーザーのタグとすれ違う確率が多いため、失くした際に他のユーザーから自身のタグの位置情報が届きやすいということになります。
参考元:MAMORIO公式
また、全国に300箇所近くある(都心中心)MAMORIO Spotに届けられても自分に知らせが届くため、他のスマートタグに比べ、接続範囲を越え行方不明になった際でもより見つかる確率が高いと言えそうです。(MAMORIO Spot一覧はコチラから)
さらに、有料ではありますが(年額税抜1000円)万が一紛失・盗難にあった時のために、MAMORIOには「あんしんプラン」という補償が存在します。
このあんしんプランに入っていれば、物にもよりますがいくらかの補償金がもらえます。(海外で紛失・盗難にあった際は対象外です。) このあんしんプランは補償の対象等に制限があるため、詳しくはコチラを参照して下さい。
最後にMAMORIOの新機能、カメラで探すを紹介します。
カメラで探すとは、MAMORIOが発信するBluetoothの電波の強度をAR機能で探知するというもので、MAMORIOのアプリからカメラを起動してMAOMORIOを探すという新機能です。
ちく
コメント実際に使えるかどうかを試してみました。
ちく
この機能は赤く反応しているところにMAMORIOがあるというものですが、実際使ってみると上手く機能しませんでした。まだまだ精度は低いみたいですね。
<MAMORIOのデメリット>
・音が出ず、またタグとスマホ類の双方向捜索ができない
MAMORIOの最大のデメリットがこれです。家等で近い場所で物を失くしたり、逆にスマホを失くした時に探すことができません。
・防水仕様ではない
防水仕様でないため、雨の日に落とすと探せなくなる可能性が高いです。
・電池交換ができない
MAMORIOは電池交換ができない使いきりのスマートタグです。
しかし、その代わりMAMORIOには「OTAKIAGE」という本体取り替えサービスがあります。 OTAKIAGEとは、お守りを年に1度寺院等でお焚きあげをして新しいものと入れ替える日本の文化をもとにした本体交換プログラムのことを言い、初回の登録から180日経過したMAMORIOを通常販売価格の半額で新しいMAMORIOに交換できるサービスです。
このOTAKIAGEは専用のアプリから申込みができ、その際製品の種類や色は自由に選ぶことができます!(1つのMAMORIOにつき1回限り、送料は320円) その他OTAKIAGEの詳細は下記を参照して下さい。
ちく
電池交換ができても本体が故障することもあります。その点を考えれば、半額で新しい好きなMAMORIOを購入できるのは良いと捉えることもできます。
<MAMORIOの口コミ>
・良い口コミ
Bluetoothペアリング端末はiPhone 6s Plusと古めの機種だが、レビューに書かれているような過剰な電池消費は感じられていない。 ※ここ最近のアプリアップデートにて電池消費問題が改善されているらしい。 鍵束を万が一にも落として紛失してしまうことを回避するために、本製品をくっつけている。 もちろん100%紛失を回避できるということではないが、あるとなんとなく安心、そしてなくさないように気をつけようという意識を改めることができた。 というわけで、精神的な意味でも「お守り」の効果を果たしている。ような気がする。 本体はとても薄くとても軽く、ロゴの彫り込みも目立たないようになっていて、つけるアイテムを選ばないはず。 ちなみにチャコールブラックモデルでも裏面は白。
前回マモリオsを購入したのですが普通のマモリオも購入致しました。 サイズ感が丁度よく、お財布やキーケース等なくしてはいけない貴重品類に使用しています。 電池の寿命が一年ほどなのですが補償として180日以上使用すると通常販売価格の半額で新しいMAMORIO製品に交換できるのもありがたいです!
ちく
私も使ってみましたが、電池の減りは気にならないですね。あとOTAKIAGEも高評価に働いている口コミが散見されました。
・悪い口コミ
根本的な話です。マモリオを無くしました。カメラで探せるとかテレビでやってましたが家の中で見つかりませんでした。誇大広告だと感じたので返品したいのに商品が見つかりません
誤作動数回あり 逆に作動しない時もあった それと本体から音がなったらいいと思います
ちく
カメラで探すは見つかるときももちろんありますが、確実に見つけられる機能ではやはりなそうです。音が鳴ればもっと見つかりやすくなるのにと思います。
[他の機能紹介]
次に紹介するスマートタグは「Wistiki」です。
Wistikiはフランスのクラウドファンディングから生まれたスマートタグで、フランスの有名デザイナー「フィリップ・スタルク」がデザインしたスタイリッシュな商品です。
Wistikiは上で紹介しているUSB型の「Voilà:ヴィワラ」(左)とメダル型の「ahā:アッハ」(右)の2種類があります。(機能は同じです。)
Wistikiは数年前までは忘れ物防止アラート機能がある数少ないスマートタグだったので、上位にランク付けをしていましたが、今では珍しい機能でもなくなったのでこの順位とさせていただきました。 ただ、接続範囲が長く、防水機能があり、スマートタグが接続範囲外から接続範囲内に入ってきても知らせてくれる接近アラート機能も備えているので、ペットの見守りには適している機能は見受けられます。
ちく
ちなみにWistikiは製作者がペットの見守りのために作ったのがきっかけみたいです。
<Wistikiのデメリット>
・電池交換ができない
電池は約2年もつと表記されていますが、実際にはそこまで使えないという口コミが多いので、やはり電池は交換できた方が良いでしょう
・どの種類も少し厚い設計になっている
キーホルダーのような使い方であれば問題ありませんが、財布等に収納する使い方には向きません。
ちく
Wistikiは電池交換等が今でもできない仕様です。デメリットの改善が見られないのがあまり評価できない理由でもあります。
<Wistikiの口コミ>
・良い口コミ
自転車につけています。Bluetooth通信も切れにくく、Wistiki自体から発せられる音も大きいので便利です。本体のデザインも良いですね。 欠点を挙げるとすれば、本体のボタンが最初に押しづらく反応が鈍かったことでしょうか。今は大丈夫です
・悪い口コミ
当初3Kg程度の猫につけようかと思いましたが、大きすぎるので断念しました。こちらもBluetoothの仕様なのか接続したりしなかったりします。もう一回り小さかったら良かったのに。
通信有効距離:100メートル(理論値)と書かれていますがそれが本当ならClass 1のBluetoothです。ところが実際にはClass2(10m)すら怪しい。家の中でもちょっと角を曲がったら3mでもロストしてしまいます(拙宅の壁は金属製ではありません)。接続が安定しているとは言い難いBluetoothのイヤフォンの方が遥かにマシです。要するに障害物に非常に弱く、お互いが完全に見えていないと駄目といった感じです。 大事なものを紛失した場合、何かに埋もれていることがしばしばあります。あるいはどこかにしまい込んでしまったとか。そういう肝心な時に何の役にも立たないのでは困りますし、わざわざお金を払って購入する意義を見出せません。デザインは良いと思いますが実用性となると甚だ疑問を禁じ得ない商品です。相当良い条件が揃っている状況下に限られますが一応使えないこともないので☆2つ。
デザインや機能としては満足しています。 欲を言えば圏外になった時に表示だけでなくアラームが鳴れば よいと思います。(サポートに伝えましたが本国対応との事) 6月19日よりスマホで認識出来なくなり、結構日にちが経ちますが サポートから何も連絡なし、製品は良いので残念です。
ちく
遮蔽物があると働かなくなるという口コミが散見されました。デザインは良いですが、あまりコストに合った働きは期待できない印象です。
いかがでしたか?
僕個人としては、よく貴重品等を落とすため忘れ物防止アラート機能があってさらに音が鳴り、防水性能もあるChipolo Oneがいいかなと思いますが、その辺は用途によって異なるので、先ほども言いましたが自分にあったスマートタグを選ぶのが良いかと思います。
大事なのは、種類はどうあれ早く買ってすぐにでも忘れ物・失くし物等のリスクを除くことです!
そのための一助として是非この記事を参考にして下さい。
食品メーカーの開発者兼フードアナリスト。
東京に染まってしまった関西人(笑)
幣サイトの運営を行う傍ら飲食店の覆面調査や記事執筆等を行い、食に関する情報を発信している。
また、食以外の分野も興味のあるものは自分で試したり、詳しい人に聞いたりして徹底的に調べる特性を持つ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
貴重品につけて試してみました。音が鳴ってしっかり知らせてくれました。逆にスマホも鳴らしてみました。バッチリです。なかなかの優れもので、とても良い商品だと思います。